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金沢西、輪島、大聖寺実、小松が3回戦に 高校野球石川大会

7/20(木) 2:00配信

北國新聞社

 第99回全国高校野球選手権石川大会第6日(19日・県立野球場ほか)2回戦の残り4試合が行われ、金沢西、輪島、大聖寺実、小松が3回戦に勝ち進んだ。金沢西は松任に7―0の七回コールド勝ち、輪島は錦丘に15―0の五回コールド勝ち、大聖寺実は鹿西を延長十一回4―2で破り、小松は七尾に11―5で打ち勝った。20日は休養日で、21、22日にベスト8を懸けた3回戦各4試合が行われる。

 輪島の大勝利を呼び込んだのは、先発マウンドに上がった5番・表だった。大会タイとなる2打席連続本塁打を含む3打数3安打5打点、投げては4回被安打ゼロ。「自分の結果より、チームが勝つためにできることをやるだけ」。汗が滴る顔に充実の笑みが浮かんだ。

 1-0で迎えた三回1死満塁、「ここで点を取ったら自分も楽になるし、チームに流れもくる」と集中力を高めた。インコース寄りの速球を捉えた打球は左翼席上段へ。高校通算8本目、公式戦では初の本塁打となった。

 続く四回は初球の真ん中スライダーを狙った。「外野フライかな」と思った打球はぐんぐん伸び、左翼席にソロ本塁打。力強く右拳を握りホームインした。

 2年の秋に右肘を剥離骨折、一度は野手に転向したが、投手への未練は捨てきれなかった。最後の夏に懸ける思いを冨水諒一監督にぶつけると、「後悔しないようにやれ。期待してるから」と背中を押してくれた。

 先発で3回投げた1回戦の伏見戦と合わせ、ここまで7回連続被安打ゼロ。「(エースの)堂前がいるから、自分は思い切り投げることができる。やるしかないという気持ちです」。輪島の進撃は背番号9の「二刀流」が鍵を握っている。

北國新聞社

最終更新:7/20(木) 2:00
北國新聞社