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小松特産イ草、青々 刈り取り始まる

7/20(木) 2:00配信

北國新聞社

 19日の石川県内は高気圧に覆われて晴れ間が広がった。最高気温は七尾31・6度、志賀31・1度、金沢と羽咋31・0度など全11観測地点のうち8カ所で真夏日となった。県内で唯一、畳表の材料となるイ草を栽培する小松市白江町の水田では刈り取りが始まり、青々と成長したイ草が夏の到来を感じさせた。

 生産農家の宮本農産(同市)によると、今年は6月に雨量が少なく気温も低かったため生育がやや遅れたものの、7月に十分な雨量があり、平年並みの高さ約1・6メートルに育った。今月末までに約5トンの収穫を見込む。

 収穫したイ草は乾燥させ、10月以降に畳表に加工される。イ草の用途は、台風時に兼六園の樹木を守る縄や、しめ飾りに活用するなど拡大している。宮本農産の宮本健一さん(29)は「市民が自慢できるように小松イ草を大切に育てたい」と話した。

 県内の消防局・消防本部によると、金沢と小松、加賀の3市で計5人が熱中症の疑いで病院に運ばれた。いずれも軽症とみられる。

 金沢地方気象台は、20日の県内も晴れて高温が予想されるとして、熱中症に注意を呼び掛けている。

北國新聞社

最終更新:7/20(木) 2:00
北國新聞社