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熟練者でなくても正確な曲げ加工が可能に、映像や音で作業者を支援するシステム

7/21(金) 7:10配信

MONOist

 村田機械は2017年7月12日、作業者支援システム「Videre(ウィデーレ)」を搭載したボールスクリュープレスブレーキ「BB6020S」を発売した。映像と音を用いて作業を支援するシステムで、熟練者の技量と経験に頼ることが多かったプレスブレーキの曲げ加工を経験の少ない作業者でも正確に行える。

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 Videreでは、プレスブレーキのラム前面をタッチスクリーンとして使用し、必要に応じて金型段取りや曲げ順などを表示。作業者はタッチ動作で映像を操作する。

 タッチスクリーンには、基本情報として「展開図/DXF」「金型レイアウト」「曲げシミュレーション」「3Dモデル」の4種が表示される。

 「展開図/DXF」は、原寸大の展開図とDXFデータを表示し、加工前に実際のワークと見比べて間違いがないか確認できる。図の拡大や縮小、回転も可能だ。

 「金型レイアウト」では、プログラムごとに金型種類、位置、長さ情報を含んだ金型レイアウトを表示。金型取り付け箇所の上部に金型形状のイラストを原寸大で表示し、実物とイラストを照らし合わせて取り付けられる。

 さらに、3Dベンディングやトップビュー曲げのシミュレーションを表示可能な「曲げシミュレーション」。曲げ順、金型干渉、ワークの表裏、ハンドリングなどの確認が容易になる。曲げ加工時には加工動作に合わせてアニメーションを自動再生する。

 「3Dモデル」では、完成したワークの形状を3Dで確認。拡大、縮小、回転もできる。他にも、位置決め完了や加工完了などを知らせる通知音、作業者に注意喚起する警告音などのサウンドデザインを搭載している。同社は今後、VidereをボールスクリュープレスブレーキBBや、デュアルドライブプレスブレーキBHシリーズに順次搭載する。

最終更新:7/21(金) 7:10
MONOist