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【全英オープン】松山メジャー初日自己ベスト「68」2アンダー12位V圏発進

7/21(金) 7:14配信

東スポWeb

【英サウスポート20日(日本時間21日)発】今季のメジャー第3戦「全英オープン」(ロイヤルバークデールGC=パー70)が開幕した。注目の松山英樹(25=LEXUS)は4バーディー、2ボギーの68で回り、2アンダーの12位発進。メジャーの初日としては自己最少ストローク(これまで「69」が3度)の好スタートを切った。首位は5アンダーでジョーダン・スピース(23=米国)ら3人が並んだ。

 首位と3打差、松山がまずは上々の滑り出しを見せた。予選ラウンドは「全米オープン」優勝のブルックス・ケプカ(27=米国)、欧州ツアーでポイントランクトップを走るトミー・フリートウッド(26=英国)とのペアリング。優勝候補が顔を揃え緊張感が高まるなか、松山は1番パー4でいきなりチャンスを迎えた。

 ティーショットをきっちりフェアウエーに運ぶと、2打目はピン奥3メートル。これを沈め、初日の平均スコアが4・308と3番目に難しかったスタートホールで幸先のいいバーディーを奪った。

 しかし、その後は第1打をバンカーに入れた4番パー3、最難関ホール(平均スコア4・500)の6番パー4をボギーとして、1オーバーに後退。4月の「マスターズ」は初日54位、先月の「全米オープン」は同82位と出遅れており、嫌な雰囲気が漂った。それでも「簡単なコースではないし、あの時点ではトップも伸びていなかったので切り替えた」と松山は冷静だった。

 7番パー3では1・5メートル、9番パー4では2・5メートルのバーディーパットをいずれもカップの右縁から沈めて、2つのボギーは帳消し。1アンダーで前半を終えた。

 パーを重ねる展開となった後半、スコアが動いたのは今大会初めて迎えるパー5の15番だった。2打目をグリーン手前まで運ぶと、パターで1メートルに寄せ、この日4つ目のバーディー。17番パー5では2メートルのバーディーパットがカップをなめて外れたが、後半はボギーなしのラウンドとなった。

 世界ランク2位、直前のメジャー「全米オープン」では自己最高の2位となり、周囲の期待は極限まで高まっている。契約メーカーのダンロップスポーツ関係者は「契約選手がメジャーに出るときは、以前から『優勝したらどうするか?』という話題を社内でしてきましたが、松山選手の場合は現実味が違う。昨年からかなり具体的な話をしてきました」。日本人男子初の快挙を祝う“優勝キャンペーン”の準備はすでに整っている。

 鬼門の初日を順調に切り抜けた松山は「今日のように粘り強くプレーできれば、上位に行けると思う」。雨の予報が出ており、より厳しいコンディションが予想される2日目も、メジャー初制覇へ、確実に前進していく。

最終更新:7/21(金) 12:05
東スポWeb