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巨人大物OBが暴行疑惑の山口問題に苦言。「規律甘い。高額罰金を徴収せよ」

7/21(金) 7:06配信

THE PAGE

酒に酔って暴行トラブルを起こした疑いで、予告先発していた18日の中日戦の登板を回避、登録を抹消され、現在、練習を自粛している巨人の山口俊投手(30)の問題に関して、巨人の大物OBである“大御所”広岡達朗氏が、怒りの苦言を呈した。

 広岡氏は、「巨人の選手としてあるまじき、恥ずべき事件だ。キャンプもろくにやっていないピッチャーが、ようやくローテに入ったと思えば、この事件。弁解の余地はない。アウトだ」と、断罪した。

 山口は、昨年オフに横浜DeNAからFA移籍してきた選手だけに、巨人側の管理責任、野球人としてのモラルの徹底不足などを、どこまで追及できるかの議論はあるだろうが、広岡氏は一刀両断した。

「育成を怠り、金に任せて選手をかき集めているから、こういう事態が起きる。背景には巨人の現在の体質がある。一昨年オフには、野球賭博事件が露呈して巨人は、反省して襟を正したのではなかったのか。巨人と契約した時点から、FA選手であろうが特別扱いはせず、巨人が歴史的に守ってきた紳士たれの精神、規律を教え、管理しなければならない。規律が今なお甘いのだ。巨人のフロントに責任がある。野球賭博事件以降、選手と本当に1対1で選手と真剣に向き合ってきたのだろうか。昔の巨人のフロントマンに品川さんという方がいて、命をかけて厳しく規律を守られてきた。山口はほとんど1軍にいなかったとはいえ、高橋由伸監督以下、現場のコーチ陣にも管理不足の責任はある」

 巨人が起こした野球賭博関連事件の激震から、まだ2年しか経過していない。福田聡志、笠原将生、松本竜也の3選手が野球賭博に関与していた問題が発覚して、NPBは3選手を無期失格処分にし、管理責任を問い巨人にも1000万円の制裁金を科した。続けて高木京介も野球賭博関与の疑いがあるため1年間の失格処分を受けて巨人が解雇。そのペナルティが解けた今年3月に巨人と再契約したばかりだった。

 広岡氏の話によると、巨人には、かつて「球界の頑固オヤジ」と呼ばれたほど厳格な規律を守ることを選手に徹底させた品川主計球団社長がいて、正力松太郎・球団オーナーが発した「巨人軍は紳士たれ」の精神を継承、現場に落とし込んだという。

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最終更新:7/21(金) 7:47
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