ここから本文です

自動運転車向けオープンプラットフォーム「Apollo」にMicrosoftが参加 インテリジェントクラウドで提携

7/21(金) 7:55配信

@IT

 Microsoftと中国のBaidu(百度)は2017年7月19日(現地時間)、自動運転車の技術開発と世界規模での導入に向けたインテリジェントクラウドの分野で提携する計画を発表した。

 Microsoftは、Baiduが主導する自動運転車向けのオープンプラットフォーム「Project Apollo(以下、Apollo)」に参加し、中国国外のApollo参加メンバーに対してクラウド基盤である「Microsoft Azure」を提供。両社は、自動運転業界のデジタルトランスフォーメーションを目指すコネクテッドカーソリューションの開発とともに、独自かつ優良な顧客体験を提供していくための取り組みを共同で進めていく。

 Apolloは、クラウドサービス、オープンソースソフトウェアスタック、レファレンスハードウェア、車両のプラットフォームから成る。ITインフラのIntelやNVIDIA、マッピングサービスプロバイダーのTomTom、自動車部品ティア1サプライヤーのBoschやContinental Automotive、東南アジアの大手配車サービスGrabなど、50社を超える企業がApolloに参画している。

 なおMicrosoftは、既に複数の自動車メーカーとも自動運転車における協力体制を構築しており、例えばクラウド技術をベースに、車両センサーのデータや利用データを自動車から取り込み、そのデータを制御や情報提供に応用していくための技術開発を進めている。BMW、Ford、ルノー・日産連合、トヨタ自動車、Volvo Carなどが、運転者支援や予知保全、ボイスコントロールメディアなどのサービスにMicrosoftのクラウド技術を使用中、または導入する計画を発表している。

 Baidu社長のヤ・チン・チャン氏は、「Apolloのゴールは、自動運転車の実現に向けてオープンで強力なプラットフォームを提供することである。Microsoft Azureを利用することで、中国国外のパートナーは信頼性が高く安全なパブリッククラウドにアクセスできるようになり、また、インフラ構築の工数を省き、その分を自社技術の革新に専念できるようになる」と述べた。

最終更新:7/21(金) 7:55
@IT