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すでに申込者300万人突破 「1日自動車保険」のお手軽度

7/21(金) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 普段はペーパードライバーでも、帰省して親の車を運転することがあるかもしれない。仲間と交代で車を運転しながら旅行することもあるだろう。そんなときに重宝するのが、自動車の1日保険だ。

 東京海上日動火災は、5年前に「ちょいのり保険」の販売をスタート。24時間単位で加入できる自動車保険で、親や友人など第三者名義の車を運転中の事故を補償する。スマホから申し込みで、保険期間24時間で車両補償なしなら、保険料は500円とワンコインだ。その手軽さから、累計申込者数は300万人を突破している。

 自動車ジャーナリストの横田晃氏が言う。

「各種調査から20代で車を所有する人が減少しているのは歴然で、若者の車離れが進んでいるのは事実です。しかし、彼らが出かけることを嫌っているわけではない。気の合う仲間と盛り上がって車で出かけることはあります。そういう需要をくみ取ったのがカーシェアで、若者が利用するケースは少なくありません。『より料金を安く』という人は、身内や友人の車を利用する。1日保険はそこに目をつけ、“インシュランスシェア”をした格好ですね」

 そんな現状を受け、三井住友海上火災やあいおいニッセイ同和損保なども参入。契約者は、8割が20代という。

 保険に未加入のドライバーが起こす事故は、年間10万件を超えるという報告もあり、賠償金が1000万円単位に及ぶことはまれではない。

「類似の保険に自動車保険の『他車運転特約』があります。このような特約に加入していなくて、無保険の子供が親の車を運転して出かけるようなケースは、子供に1日保険を加入させるのが無難でしょう」

 旅行期間に合わせて保険期間を延ばすことはもちろん可能だ。