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IMF、ギリシャ向けスタンドバイ取り決めを原則承認

7/21(金) 12:23配信

ロイター

[ワシントン 20日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は20日、ギリシャ向けに18億ドルのスタンドバイ取り決めを原則承認した。この取り決めは一時的な国際収支の悪化に対して支援融資を行うもの。

債務危機に陥ったギリシャの支援にIMFが参加するのは、同国への第3次支援が2015年に決まってから初めて。これまでの救済資金は欧州の機関だけで負担している。

IMFは今回、条件付きで融資を承認。IMFは、ギリシャを支援する欧州の債権団からギリシャ債務の持続可能性を確保する「具体的で信用できる保証」が得られない限り資金を拠出しない。

また、ギリシャが経済改革を計画通りに進めることも融資の条件とした。

IMFによると、今回のスタンドバイ取り決めが完全に効力を持つにはIMF理事会による再度の承認が必要。スタンドバイ取り決めの期限は2018年8月31日で、欧州安定メカニズム(ESM)によるギリシャ救済プログラムの終了直後となる。

IMFのラガルド専務理事は声明でスタンドバイ取り決めについて、「ギリシャに必要な構造改革を進める資金的な余裕を与えるとともに、ギリシャの欧州債権団が同国の債務の持続可能性の回復に向けて一段の債務軽減を認める枠組みを提供する」と述べた。

最終更新:8/5(土) 2:03
ロイター