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阪神 糸井に暴走阻止シフト

7/21(金) 16:53配信

東スポWeb

 右脇腹の筋挫傷で離脱した阪神のFA砲・糸井嘉男外野手(35)が20日、西宮市・鳴尾浜の二軍施設でリハビリを開始した。治療が中心で下半身のストレッチなど軽めのメニューを消化したが、チームが危惧するのは早期復帰への思いが強すぎる糸井のオーバーワーク。今後は一軍以上に徹底して目を光らせていくという。

 患部の状態を聞かれた糸井は「痛いに決まってるやろ」と笑いを誘うと「オリックスの時も(右脇腹を)やったことがある。『(首脳陣に)いける』とは言ったけど…こうなった。金本監督に一番、申し訳ないというのが自分のなかにはある。巻き返したいと思っていたときだったので悔しい」と故障後、初めて心情を吐露した。

 依然として全治は明かされておらず、動けるようになるまでに「最低2~3週間はかかる」という見通しもある。チーム内では当然、シーズン終盤の正念場での復帰を望む声もあるが「終盤? 10日後やろ!」と最後は“糸井節”で早期復帰を宣言した。

 ただし、そんな気がはやる糸井には二軍でも「徹底監視」が待っている。「二軍から糸井の報告がくるといってもファームでのリハビリとなると目が届きにくくなる。練習をやりすぎる糸井のことだから、放っておくと無理をしかねない。特にケガで離脱しただけになおさら怖い。二軍の首脳陣、スタッフ総動員で注意して見ていかないといけない」(球団幹部)と“糸井暴走阻止シフト”を敷くというのだ。

 目の色を変えて心配するのも無理はない。今季を振り返れば、右膝関節炎でスロー調整となった春季キャンプでは「もっと練習したい!」と不満を高ぶらせた糸井を金本監督が「焦るな!」と“お目付け役”となって制止。交流戦中に左太もも裏を痛めた際にも、糸井は無理を承知で「いけます!」と何度も強行出場を志願。代打で待機していた際もベンチ裏で一人猛練習を繰り返していたほど。復帰への気持ちが強いばかりに周囲を四苦八苦させることがあったからだ。一軍でこれまで目を光らせていた金本監督や専属の本屋敷トレーナーが二軍では不在なだけに、なおさら注視していく必要がある。

 今回、糸井の二軍調整で“新お目付け役”となる掛布二軍監督は「とにかくしっかりと治すことが最優先なんだ」と話すなど早くもピリピリムード。V奪回の命運を握る男だけに二軍でも厳戒態勢だ。

最終更新:7/21(金) 16:53
東スポWeb

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