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【兵庫】市西宮・山本、完投15K 女子マネと一緒に甲子園

7/22(土) 8:04配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権兵庫大会 ▽4回戦 市西宮6―2武庫荘総合(21日・明石トーカロ)

【写真】育英の女子マネ・御縞は副主将も務める

 夏の甲子園開会式で女子生徒が代表校の先導役を務めている兵庫の市西宮が、2年連続の16強入り。今夏の「プラカード嬢」を決める選考会に合格し、甲子園行きを決めた女子マネジャー・牧野圭夏(けいか)さん(2年)に続けと、最速148キロのドラフト候補右腕・山本拓実(3年)が15奪三振2失点で完投した。群馬では、前橋育英のプロ注目右腕・皆川喬涼(きょうすけ、3年)が自己最速149キロをマークし、5回無失点で8強入り。高校トップクラスの評価に急浮上した。

 54年ぶり2度目の夏切符が、徐々に近づいてきた。エース右腕・山本は、147キロを計測した直球を武器に4者連続を含む15三振を奪った。2失点完投でベスト16に駒を進め「公式戦でこんなに三振を取ったのは初めて」とはにかんだ。

 3回2死二塁では公式戦初本塁打となる左越え2ランを放つなど、投打でチームを引っ張った。ネット裏には日米4球団が視察に訪れ、ブレーブスの大屋スカウトは「直球の回転の質が素晴らしい。高校の時の松坂大輔(現ソフトバンク)と同じ」と絶賛した。

 先に甲子園行きを決めた仲間に負けていられない。プラカード嬢に憧れて同校に入学した牧野マネジャーは、今月13日に開かれた選考会に参加。126人の募集に218人が応募した中から、見事に合格を勝ち取った。合格者の中でも国旗や大会旗を持つ役割などがあり、実際に校名のプラカードを持ち甲子園の土を踏むことができるのは49代表校と前年優勝校を担当する50人だけ。牧野マネジャーはそのプラカード担当に選ばれたとあって「部員からもよかったね、と言ってもらいました」と笑った。

 どのチームを担当するかは来月1日からのリハーサルで決まる。同校が甲子園出場を決めた場合でも、プラカード嬢の仕事に専念するという。「3年生の先輩から『プラカード持って俺らの先頭に立ってな』と言われてうれしかった」と牧野マネジャー。「一緒に出られたら」と山本。アベック出場を目指し、夏を戦い抜く。(種村 亮)

最終更新:7/22(土) 8:19
スポーツ報知