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冷凍マグロ高騰、年末は高い!? 大バチ空前の1000円超え

7/21(金) 19:07配信

みなと新聞

 冷凍マグロの卸売価格が高騰している。刺身に向ける天然マグロではクロマグロ、ミナミマグロの次のランクに位置付けられるメバチ、さらにキハダまでも年末に向け量販店などでの値段が高くなりそうだ。

 メバチは指標となるインド洋物(台湾船一船買い)の卸売価格は、大バチ(1本40キロ以上)が7月下旬でキロ1050円。前年同期より3割高い。世界的な品薄に加え、国内ではお盆商戦を見据えた加工向けの需要がピークを迎えたことが要因。

 中小サイズも1本25キロが800円、15キロ700円、10キロ600円でいずれも3割高。築地市場の卸売会社は「1000円を超える経験したことのない高値に困惑している」。加工向けは7月が需要のピーク。「値段を考えると売れ口は悪くないが、どこまで末端が対応できるのか」と不安の声も出ている。

 7月現在のマグロ船の入船状況については「入船はあるが、需要を満たすほどの量ではない」(築地市場の卸売会社)と説明。今後8月に入れば加工向け需要は一段落する見通しだが、「現地の漁模様が良くない。年末商戦まで値下がりは期待できない」(同)として当面は高値安定が続きそうだ。

 同じ一船買いのキハダマグロの価格も、1本25キロ以上がキロ800円、15キロ以上が700円、10キロ以上が550円と前月並み。前年同期と比べると4~5割高い。メバチの代替商材として需要が増えており、高値が続いている。

最終更新:7/21(金) 20:11
みなと新聞