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1~6月の全国粗鋼、微増の5230万トン

7/21(金) 6:02配信

鉄鋼新聞

 日本鉄鋼連盟が20日発表した今年上期(1~6月)の国内粗鋼生産量は前年同期比0・5%増の5230万トンとなり、暦年上期としては3年ぶりに増加した。1~3月が前年同期比で1・5%増加、4~6月(同0・5%減)の減少を補った。経済産業省が今月初めに発表した7~9月期の粗鋼生産量(見通し)は前年同期比微減の2629万トンだが、鉄鋼需要は10月以降、建設関連を中心に増加が見込まれている。2017暦年は16年(1億516万トン)並みとなる可能性が高い。

 1~6月の粗鋼生産量のうち転炉鋼は前年同期比1・9%減の3973万トン、電炉鋼は同9・0%増の1258万トン。特殊鋼の生産増が電炉鋼の生産を押し上げたとみられる。高炉、電炉を合わせた特殊鋼の生産量は1243万トンで、前年同期比で6・2%増加した。
 1~6月の鋼材生産量(熱間圧延鋼材)は4618万トンで前年同期比0・8%増。H形鋼や小形棒鋼など建設向け鋼材に加え、熱延コイル、亜鉛めっき鋼板などが増加した。一方、厚板は造船向け需要の減退を映し12%減と大幅に減少した。
6月は839万トン/2カ月連続減
 日本鉄鋼連盟が20日発表した6月の国内粗鋼生産量は前年同月比4・3%減の839万1千トンとなり、2カ月連続で前年同月実績を下回った。
 電炉鋼は同3・4%増の209万9千トンと堅調だったものの、転炉鋼が同6・6%減の629万トンにとどまった。

最終更新:7/21(金) 6:02
鉄鋼新聞