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福士蒼汰が善良な殺人犯!~自問自答ラブストーリーは新たな「怪談」?~

7/21(金) 14:17配信

トレンドニュース(GYAO)

秋元康企画・原案の話題作『愛してたって、秘密はある。』(日曜22:30~23:25(日本テレビ系))が始まった。主人公は奥森黎(福士蒼汰)。大学病院の医師の父・皓介(堀部圭亮)と母・晶子(鈴木保奈美)と暮らしていた。ところが15歳の時、母を殴り続ける父のDVから母を守るために、黎は父を撲殺してしまった。母と息子は父が失踪したことにし、黎と母の“二人だけの秘密”となった……はずだった。

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■初回の流れ

その後、友達も恋人もできないままに、黎は一橋大学法学部に進学。そして弁護士を目指していた頃、同じゼミで立花爽(川口春奈)と出会う。事件後、すっかり忘れていた“笑うこと”を取り戻し、黎の人生は変わり始める。ただし「自分は幸せになる資格はあるのか」と自問する黎。
そんな戸惑う黎を、母が後押しする。母にたきつけられた爽が逆プロポーズし、2人は結婚することに。そして両家へそれぞれあいさつに行く。

ところが、プロポーズの直後から、“秘密”を知る何者かから不気味な一通のメールが届き、黎は怯(おび)える。さらに、父を埋めたはずの庭が掘り起こされ、大きな水たまりになっていた。それを見た黎と母は、恐怖に凍り付く。

■つかみはOK!

企画原案は、今最も勢いのあるプロデューサー・秋元康。作詞家、放送作家、漫画原作者、プロモーターなど多彩な分野で才能を発揮し、手掛けた企画は外れたことがないと言っても過言ではない。

このドラマも、最後の結末まで見逃せない作品であると、いきなり初回から思い知らせる。まずドラマの冒頭。よくある結婚前の恋人同士の会話で始まるが、「本当の秘密を教えるなんて、僕にはできない。愛する人だからこそ、絶対に言えない。あの夏、僕は……人を殺した」
黎のつぶやきで、視聴者のテンションは一気に上がる。「えーっ、それが秘密!?」と叫びたくなる。始まりたった3分で、「このドラマ、面白い!」と思わせる衝撃のオープニングだ。

■ザワつく音楽

音楽の流れも、ストーリー展開にリンクしていて、とても効果的だ。
始めは、よくあるラブストーリーの雰囲気に合わせて、音楽もソフトに流れる。オケシンセを使用したり、穏やかなイメージをベースに進めていく。ところが、どこかスッキリ爽やかではない何かが、これから起きる出来事の予兆をアナウンスする。

音の構成も、流れを一瞬止めたり、不自然に切ってしまったりとソワソワ・ザワザワする。気付いたら、このストーリーに視聴者は自然に飲み込まれている。ラブストーリーとサスペンスが絡みながらも、コンセプトは明確に見える。作品のクオリティに魔法をかけられたようだ。

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