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何杯でもいける…駅前ホテルで好評の“お茶漬け” 深谷商高生が考案

7/21(金) 10:30配信

埼玉新聞

 埼玉県深谷市原郷の県立深谷商業高校商業科に通う生徒が考案した「お茶漬けメニュー」が、本庄市のJR本庄早稲田駅前のホテル「いやし処 ほてる寛楽」で採用され、オープン当日の1日から一般客に提供されている。深谷市を中心とした地元野菜などをふんだんに使用しており、利用者からも「ここでしか食べられない」と好評を博している。

 採用されたのは、商業科3年生の斎亜里沙さん(18)、塩原未来さん(17)、加藤撤平さん(17)が考えた3品。焼きネギと鮭フレークを載せた「焼深谷ねぎたっぷり鮭」、オクラやトマトなどをトッピングした冷製の「オクラのお茶漬け」、地元のスイートコーン「未来」やキュウリなどの野菜が食欲をそそる冷製の「深谷のいいところいっぱい茶漬け」だ。深谷市内の食品会社が扱う漬物やほかの食材、コンブ味の白だし、鶏がらだしや緑茶と一緒に、自分で選べる朝食用のお茶漬けバイキングとして並んでいる。

 メニュー作りは、商業科の生徒たちが学ぶ選択授業「商品開発」の一環。「県内産の食材を朝食でお客さまに味わってほしい」というホテルからの依頼を受けたことを切っ掛けに、選択する約30人の生徒たちが計46のメニューを考えた。地産地消や季節感などを基準に、同ホテルの朝食スタッフなど10人が審査。最終的に3品を選んで商品化した。同ホテルでは「ホテルでは考えられないような素晴らしいアイデアで、とても参考になった。高校生たちに夢を与えられれば」と話していた。

 斎さんは焼くと甘みが出る深谷ねぎに着目して考案。「ネギがシャキシャキしていておいしい。採用されてうれしかった」と笑顔。塩原さんは授業を通して、商品開発に関係する仕事に就きたいと考えるようになった。「オクラは星形がかわいい。トマトの酸味が食欲をそそる」と太鼓判を押した。加藤さんは「将来の仕事のためにも、完成図をイメージして形にできたことがいい経験になった。これなら何杯でもいける」とうれしそうに話していた。

最終更新:7/21(金) 10:30
埼玉新聞