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トヨタ 新型ヴォクシーZS 試乗レポート|デビュー4年目のマイナーチェンジでどこが変わった!?

7/21(金) 15:19配信

オートックワン

日本でここまでミニバンが支持される理由とは

日本は「ミニバン大国」といわれ、海外メーカーの開発者は「なぜ日本ではミニバンがこんなに売れるのか?」と首を傾けるが、最近は売れ行きを下げた車種も多い。販売力の強いトヨタ車でも、背の低いウィッシュやアイシスは設計が古くなったこともあって販売台数が減った。好調に売れるのは、今ではトヨタ車に限らず背の高いボディにスライドドアを装着した典型的なミニバンに限られる。その意味で注目されるのが、トヨタヴォクシー/ノア/エスクァイアの3姉妹車だ。

トヨタ 新型ヴォクシーZS(2017年7月マイナーチェンジ)の詳細をフォトギャラリーでもチェックする

5ナンバーサイズを基本にしたボディは混雑した街中でも運転がしやすく、全高が1800mmを超えるから車内は広い。エンジンはノーマルタイプとハイブリッドを用意するなど、好調に売れる条件をそろえた。その結果、2016年上半期(1~6月)の登録台数は、3姉妹車を合計すると9万525台に達する。この時期に最も多く売れたN-BOX(10万6231台/スラッシュとプラスを含む)、2位のプリウス(9万1246台/PHVとαを含む)に迫る台数だ。

率直にいえば「大勢で乗車したり自転車を積むユーザーが、そんなに大勢いるのか?」「もっと背の低いクルマの方が、走りを含めてバランスが良いだろう」と思うが、ミニバンが好調に売れる背景には実用を超えた価値もある。

そのひとつがミニバン独特の外観だ。背が高いからフロントマスクにも厚みがあり、デザインの仕方次第で強いインパクトを持たせられる。ミニバンの実用性をさほど必要としないユーザーが、デザイン、車内の開放感、小部屋感覚などに魅力を感じて選ぶこともある。

このようなニーズも考慮に入れて、トヨタのヴォクシー/ノア/エスクァイアが2017年7月3日にマイナーチェンジを実施した。3車種ともフロントマスクに変更を加え、従来以上にコワモテな印象を強めている。詳細は「新型ヴォクシー/ノア/エスクァイアのマイナーチェンジ徹底解説」で述べているので、ここでは特にヴォクシーZSの運転感覚をお伝えしたい。

今回試乗した新型ヴォクシーZSはエアロパーツや専用のフロントマスクなどを付加して外観上の迫力を増した仕様で、内装も専用のシート地などを採用する。試乗車のエンジンは直列4気筒2リッターのノーマルタイプだ。

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最終更新:7/21(金) 15:19
オートックワン