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ウナギ商戦熱気 価格抑え消費喚起 「土用の丑」今年は2回 佐賀

7/21(金) 11:12配信

佐賀新聞

 「土用の丑(うし)の日」が迫り、佐賀県内でも商戦が盛り上がりを見せてきた。暦の関係で、今年は7月25日と8月6日の2回あり、ウナギ専門店などは需要増に期待を寄せる。稚魚の漁獲減により仕入れ値は高止まりが続くが、各店は店頭価格を据え置くなど工夫し、消費喚起に懸命だ。

 本庄うなぎ屋本庄店(佐賀市)は25日、500食分を準備する。今年に収穫した稚魚を国内の養殖場で育てた「新仔」と呼ばれるウナギが大半で、脂もしつこくなく、あっさりした味わいが楽しめるという。

 同店では、年間20トン仕入れるウナギの約3割が夏場に消費される。古賀幹大副店長は「二つの丑の日の間が来客のピーク」と予想。3千円台のせいろ蒸しが売れ筋といい、「値上げも考えたが価格は据え置いている」と来店を呼び掛ける。

 25日は平日のため、家で食べる中食需要が伸びると見込むのは佐賀玉屋(同市)。昨年よりも仕入れ量を1割増やし、福岡県柳川市の老舗店が製造したかば焼きを3千円台で販売する。

 中心客層の50~60代は味にこだわる人も多く、「価格より質で勝負」と食品担当者。安価な外国産は扱わず、国産だけを販売する。「昨年は丑の日が休日のため外食する人が多かった。今年は期待できそう」と、今週末からの商戦のピークに備える。

最終更新:7/21(金) 11:17
佐賀新聞