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鈴鹿サーキット・レーシングスクール-Fアドバンス修了。史上最多7人がスカラシップ選考会へ

7/21(金) 17:04配信

motorsport.com 日本版

 7月19日(水)に鈴鹿サーキット・レーシングスクール・フォーミュラアドバンスの修了式が行われ、スカラシップ選考会に進出するドライバーが選出された。

【写真】今年のインディ500を制した佐藤琢磨もSRS出身。松田次生、金石年弘は同期である。

 今年のスカラシップ選考会の挑むのは、下記の7名である。

・佐藤蓮
・名取鉄平
・平良響
・石田丈
・村富飛鳥
・岡田琢也
・村富暁

 ただ、今年の受講生のほどんどは4輪レース未経験のため、中嶋悟校長や佐藤浩二主任講師の評価は厳しいものであった。しかし、伸びシロに期待し、上記7人のスカラシップ選考会への進出を決めたという。ただ、場合によってはスカラシップ選出者ゼロという可能性もある。

 この7人は、9月より3回に分け、6日間の日程で行われるスカラシップ選考会に挑む。この選考会には、現在FIA-F4に参戦中のドライバーも参加することになっている。

 修了式に際し、鈴鹿サーキット・レーシングスクール中嶋悟校長は、次のようにコメントした。

「あっという間の3カ月間で、今日シケインやヘアピンでブレーキングを見させていただきましたが、もったいないな、あわてているのかな? と思われる人もいました。その中でも野尻(智紀)講師は気持ちだけではクルマは動かないのだぞということをしっかり見せてくれていましたし、自分の能力とクルマの性能をマッチさせるのが重要といったようなことを途中皆さんにお話したのですが、やはりその後も同じ、変わらない人もいました」

「クルマは自分の気持ちだけでいける物ではありません。その辺りもよく考えていただければと思います」

 また、同レーシングスクールで長く指導してきた佐藤浩二主任講師も、次のように語った。

「今年は講師と生徒とのタイム差が今年随分あるなと思って、昨年までのデータを見たところ、皆さん方というよりは講師が今年とても頑張ってタイムを伸ばしていることが判り、決して遅いという訳ではありませんでした」

「今年は4輪やレース経験がほとんどない生徒が多かったので、アドバンススクール後半からは、全員素晴らしく伸びてきました。しかし、正直少し物足りないと思っています」

「この先選考会に行く人は、(選考会で共に走るのは)現在FIA-F4で優秀な成績を収めている先輩たちばかりですので、彼らを上回らないとスカラシップは見えてこない、ということを理解して準備してください」

 スカラシップ選考会の最終回は、今年の11月。その際に、スカラシップ獲得者も発表されることになる。