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千葉×讃岐で2つの大きな誤審 ペナ外のノーファウルをPKに、さらにオフサイドを見落としたのはなぜか?

7/21(金) 12:07配信

theWORLD(ザ・ワールド)

発生理由をJFA審判副委員長が説明

Jリーグは今季から公式戦(J1、J2、J3、ルヴァン杯)で発生した真偽がわかりにくかった判定について、実際のプレイを見ながら報道陣に説明するとともに意見交換を行なうレフェリーブリーフィングを定期的に行なっている。19日には小川佳実JFA(日本サッカー協会)審判委員長、上川徹JFA審判副委員長が出席し、都内のJFAハウスで第4回となるブリーフィングが開催された。

J1第13節川崎×浦和でのエドゥアルドの李忠成へのスライディングタックル、第16節磐田×FC東京でのピーター・ウタカの櫻内渚へのスライディングタックル。この2つのプレイには試合中にイエローカードが出されたが、実際はレッドカードが妥当だったと説明。同時に、判定を誤った担当主審の言葉として「足が当たっているように見えなかった」(前者)。「ボールにいっていたと判断した」(後者)という説明があったと伝えられた。

こうしたいくつかのプレイを映像で振り返るなか、出席者が思わず「エッ?」と声を上げた事例があった。それは、J2第22節千葉×讃岐(4-3で千葉が勝利)での判定だった。

讃岐が3-2でリードして迎えた79分、千葉のDF北爪健吾が右サイドからクロスを入れると、讃岐DF武田有祐の右腕にボールが当たった。場所はペナルティエリアから50cm~1mは外で、ハンドであれば直接FK、そうでなければプレイオンで、ブリーフィング出席者の多くはハンドかどうかが真偽の対象だと考えていた。そのため、上川徹氏が「試合ではこれをPKと判定しました」と説明すると会場がざわついた。

J2の中位と下位の対戦だったためあまり話題にならなかったが、これほどの誤審がなぜ発生したのか? 審判委員会の見解では、そもそもハンドではないプレイだったともその後に解説された(後述)。さらに、同じ試合ではもうひとつ誤った判定があった。13分に千葉が先制点を奪った場面で、得点者のラリベイはオフサイドポジションにいたとして、このプレイについても誤審だったと説明がなされた。

同じ試合で2つの誤審があったことについて上川氏は、「讃岐に申し訳ない。2点ありました……。大きなミスだと思う」と語り、謝意を示した。こうしたミスを失くすためには、発生原因を突き止めて改善に努めなくてはならない。2つのミスはなぜ起きたのか、ブリーフィングで説明された担当審判の言葉などから探ってみたい。

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