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保険料ってどうやって決まるの? 意外と知らない保険の仕組み

7/21(金) 18:01配信

TOKYO FM+

本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。
7月19日(水)の放送では、スカロケ社員の人生プランやお金にまつわる悩みをサポートするコーナー「人生プランニング部」に、ライフネット生命保険株式会社営業本部 マーケティング部長の岩田慎一さんが登場。

12回目となる今回は、意外と知らない保険料について岩田さんに教えていただきました。

そもそも保険料は統計上のリスク計算によって算出されるのですが、各保険会社には“アクチュアリー”と呼ばれる保険料の計算など数理業務を行う専門職の人がいて、彼らが中心となり保険料を策定しているのだそうです。

ちなみに、このアクチュアリーになるにはいくつもの資格試験に合格することが必要で、岩田さん曰く「全て合格するのに平均8年かかると言われていて、専門性が高く忍耐力が必要」でなるのがとても大変だと話します。

世に出ているさまざまな保険商品は、このアクチュアリーによって保険料が算出されているわけですが、同じ保障内容の商品でも男女で月額の保険料に差があるのはご存知でしょうか?

岩田さんは、「統計上、女性は男性よりも長寿なので死亡保険の保険料は、男性よりも女性のほうが安く設定されていることが多い」とその理由を説明。
実際に、ライフネット生命の定期死亡保険で見てみると、「保険金額500万円、保険期間10年更新の場合、30歳の男性が740円なのに対し、30歳女性ですと573円となっていて、年間で約2000円ぐらいの差があります」と言います。

ここでひとつ気になるのが、アクチュアリーがどんなデータをもとにしているのか……。
「そのひとつに、『国民生命表』というものがあります」と岩田さん。この国民生命表には、男女の性別ごとに年齢別で死亡率(※向こう1年間に人が亡くなる確率)の数値が載っていて、このほか、契約者の現在の状況などを加味し、自社のノウハウを活用して保険会社は保険料を算出しているのだそうです。

また、岩田さんによると、保険には「公平性の原則」というものがあり、全ての保険契約者にとって不公平にならないように、病気や亡くなるリスクなどさまざまな観点から計算されていて、若い人よりも年配者のほうが保険料が高かったり、健康な人よりも過去に病気を患った人のほうが保険料が高いのも、公平性を維持するが故なのだとか。

それだけに、月々の保険料を安くするためにも「保険は健康なうちに検討するのがいい。病気をしてからでは入りづらくなったり、保険料が高くなったりするので、早いほうがいいですよ」と岩田さんはアドバイスを送りました。

(TOKYO FM「Skyrocket Company」2017年7月19日放送より)

最終更新:7/21(金) 19:11
TOKYO FM+