ここから本文です

海外ドラマ・ファンも注目! “サンディエゴ・コミコン”で続々と新発表

7/21(金) 18:45配信

ぴあ映画生活

サンディエゴ・コミコン(SDCC)に例年参加して感じるのは、TVドラマの力が強くなったことです。ここでいうTVドラマとはネットフリックスやアマゾンで配信される配信ドラマも含みます。

“サンディエゴ・コミコン”その他の写真

例えば、SDCC会場近くのヒルトン・ホテルの壁面を使った巨大屋外広告は、数年前までは映画作品でしたが、今年は『レギオン』(『X-MEN』とうたっていないが、『X-MEN』を原案とするドラマ)が大きくフィーチャーされています。また『ギフテッド』(これも『X-MEN』をテーマにしたTVドラマの新作)『インヒューマンズ』『ディフェンダーズ』等の広告も目立っていました。当然これらにちなんだ企画も目白押し。

まず『レギオン』のパネル(=プレゼンテーション)が、20日にホールHに次ぐ大きさを誇る大会場BALLROOM20で開催されました。シーズン1が好評でシーズン2が決まり、今回のパネルとなったわけですが満員! SDCCで人気のTVドラマと言えば『ウォーキング・デッド』や『ゲーム・オブ・スローンズ』がありますが、この熱狂ぶりを見ていると、それらに匹敵するコンテンツに成長する作品になるかもしれません。この作品、ちょっとアートっぽいというかシュールな描写が魅力で、登壇者たちが皆(ミュータントを描いた超人物なのに)、ダンス・シーンがあることをネタにしていました。デビッド役のダン・スティーブンスは人気TVドラマ『ダウントン・アビー』を経て映画『美女と野獣』の主演でもあり、いま超人気。またヒロインのシド役のレイチェル・ケラーも大きな拍手で迎えられていましたが、個人的にレニー役のオーブリー・プラザに対しての会場の熱狂ぶりがすごかったです。ドラマをご覧の方は、彼女の役のユニークさがわかりますよね。

『レギオン』のパネルのあと、マーベルのこの秋話題のSFアクションドラマ『インヒューマンズ』が登場! マーベルのTV部門のトップ、ジェフ・ローブが司会となって主要キャスト=主演のアンソン・マウントやセリンダ・スワン等&スタッフが登壇。ジェフ・ローブは『レギオン』のパネルにも登壇者として参加。『インヒューマンズ』とは、マーベル・ユニバースに所属する超人族。そう聞くと『X-MEN』とちょっと似ていますが、インヒューマンズは、エイリアンによって人為的に作られた超人族で、地球でひっそりと暮らしていたのです。そのリーダーで王であるブラックボルトと彼と敵対する弟マクシマスとの闘いが軸になります。『X-MEN』×『マイティ・ソー』ですね(笑)。

ブラックボルトはあまりに絶大なパワーを持ち、声を出すと世界のまわりが破壊されてしまうのでしゃべれない……いや、しゃべらない。彼の妻であるメデューサが彼の意志を伝えますが、今回上映されたフッテージでよくわかりました。ブラックボルトは手話を使うのです。またメデューサは、その名の通り、赤く長い髪の毛を自由自在に操り相手を倒すします。そのシーンがお披露目になり、原作のイメージ通りに動く髪の毛シーンに会場熱狂! この作品は1話と2話がIMAXで劇場公開され、続きをABCテレビで放送するという大胆な試み。日本でもこの方式でリリースしてほしいですね。なおこの作品にはロックジョーという巨大ブルドッグのような、テレポート能力を持つ”超犬”が登場します。マーベルのブースでは、ロックジョーのぬいぐるみが限定発売! このパネルでも登壇者がロックジョーを持って登場。マーベルのブースで商品を売るあたり、本作にマーベルがいかに力を入れているかよくわかります。マーベルのブースにはディスプレイを兼ね、この巨大ロックジョー君のぬいぐるみが展示されていました。

21日は、ネットフリックス×マーベルの話題作『ディフェンダーズ』のパネル(これはなんとホールH!)が予定されていますが、恐らくこれもジェフ・ローブが仕切るかな? マーベルの映画はケヴィン・ファイギ、マーベルのTVはジェフ・ローブという二強体制のようです。もちろんアメコミ・ドラマの先駆けDC/ワーナーのブースも盛り上がっていました。ここは『アロー』『フラッシュ』『スーパーガール』『ゴッサム』『レジェンド・オブ・トゥモロー』『ルシファー(DCヒーローではないがDCのキャラ)』と人気作がそろっていますが、この秋新たに黒人ヒーロー物『ブラック・ライトニング』をリリース。その紹介に力を入れていました。

あと日本ではネットフリックスでの配信ですが、スター・トレックの新作『スター・トレック:ディスカバリー』のPRも積極的に展開。会場近くに『スター・トレック:ディスカバリー』のプロップ等を展示したイベント・スペースもオープン。そのせいか今年はスター・トレック系のコスプレイヤーも多い感じ。

いかがでしょうか? SDCCは映画ファンだけではなく、海外ドラマ・ファンにも見過ごせないイベントになってきましたね!

取材・写真 BY 杉山すぴ豊

最終更新:7/21(金) 18:45
ぴあ映画生活