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曲者・矢野通はやはり侮れない…「G1 クライマックス」不気味な存在感

7/21(金) 17:00配信

AbemaTIMES

盛り上がりを見せている“プロレス界の夏の風物詩”「G1 CLIMAX 27」(7月22日(土)16:00~開幕戦はAbemaTVで放送)。

7月20日、後楽園ホールで開催されたBブロックの第1試合となったこの大会、メインイベントでケニー・オメガが鈴木みのるを、オカダ・カズチカが矢野通、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの同門対決となったSANADAがEVILに勝利。タマ・トンガとジュース・ロビンソンがそれぞれ1勝目を挙げた。大番狂わせはなく、比較的静かな幕開けとなったBブロックだが、オカダに敗れたものの、矢野通の今大会での存在感が際立った大会ともいえる。

IWGP王者オカダに対して同門CHAOSの矢野と両者やりにくい試合だったことは否定できないが、後楽園ホールの応援はほぼ矢野コールに包まれた。試合序盤はオカダが矢野の老獪なロープワークや、邪道をおとりに場外に落とす戦術などペースは完全に握られていた。最終的にはレッドインクでタップを奪い、順当にオカダが勝利を収めたが、予測不能なタイミングで、しかも仲間の邪道にもローブローを放つなど理解に苦しむ攻撃や、ここ1発で放つ丸め込みであわやという場面も多く「やはり矢野は侮れない」という印象が一層深まる一戦だった。

鈴木軍の集団での試合介入のせいで、ややインパクトは薄れているうが、矢野にはCHAOSの盟友・邪道がセコンドに帯同している。今回のオカダ戦でも重要な局面で邪道が、度々場外で絡むことで試合の流れを変える役割を果たしている。

11年連続12回目ともはやG1出場選手の中でも、最も古参であり出場数10回以上の選手で唯一戴冠を経験していない選手である矢野。毎年矢野をジョーカーを挙げる声がどこからか聞こえてくるが、昨年の柴田勝頼の1分05秒や、2015年の飯伏幸太50秒蹴殺劇といった罠にハマる選手が必ず出てくる。

矢野は今後、小島聡(7/22)、ケニー・オメガ(7/25)、SANADA(7/27)と対戦する。特に本命と目されるオメガ、SANADAなどユニット同門のオカダとはまた違った戦いを見せることが予想される、そのような意味でも非常に不気味な存在だ。

最終更新:7/21(金) 17:00
AbemaTIMES