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ちり拾いも積もれば… 活躍のシニア、市長に大臣表彰報告 相模原

7/21(金) 17:29配信

カナロコ by 神奈川新聞

 長年にわたる地域環境美化功績者として環境大臣表彰された相模原市南区松が枝町の石原弘之さん(89)と、同区鵜野森の「グリーンハイツおもと会」の佐藤勇会長(70)が20日、相模原市役所を訪れ、加山俊夫市長に報告した。石原さんは29年間毎日、駅前のごみ拾いを続けてきたこと、「おもと会」は43年間にわたり清掃活動などに取り組んできたことが高く評価された。

 石原さんは、小田急線小田急相模原駅南口周辺(同市南区)にごみが散乱し、汚れている状況を見て、警視庁を定年退職後に清掃を始めた。毎日午前6時前後に自宅を出て、1時間半にわたり松が枝第二公園や周辺道路のごみを拾って歩いている。

 今では駅利用者からあいさつされたり感謝の言葉を掛けられたりする存在になった。「もうすぐ90歳を迎え、29年前のようにはいかないが、体が動く限りは続けたい」と話した。

 新原町田グリーンハイツの入居者で組織する「おもと会」は1974年に設立された老人会で、団体としての活動が評価された。表彰式には清掃部門の責任者の米川貞男副会長(82)が出席した。現在の会員は61人で、平均年齢は83歳という。

 市立古淵鵜野森公園北ひろばから同公園前までの通学路を毎月2回(夏は午前8時半から、冬は同9時から)、大勢の会員が参加して清掃を続けてきた。道路の境目にある花壇には、花の知識がある会員を中心に季節の花の苗を植えて育て、地域住民の目を楽しませている。

 加山市長は「地域の方に感謝されていることも聞いている。本当にありがたい。みなさんの活動を市全体に広めていければいい」と長年の活動をねぎらった。