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外出支援ロボットお披露目 明大が開発

7/21(金) 20:29配信

カナロコ by 神奈川新聞

 お年寄りが街中を安全に移動できる最新機能の外出支援ロボットが完成し20日、川崎市多摩区三田の明治大学地域産学連携研究センターでお披露目された。6輪の車体を採用したことで安定感が増し転倒しにくく、センサーで障害物や段差を感知し回避する機能が備わっているのが特徴だ。

 同大理工学部の黒田洋司教授(ロボット工学研究室)が開発したロボット機能を搭載し、金属製品製造のトーキンオール(同市川崎区浅野町)が約3年かけて車体を製造した。県立産業技術総合研究所や川崎商工会議所などが共同開発を支援してきた。

 開発した支援ロボットは、お年寄りが一人で簡単に操作でき、6輪がそれぞれ独立して動くため段差や凹凸のある路面の衝撃を吸収しやすい。同社によると「特殊な6輪構造や、下りの段差をレーザーセンサーで検知するロボット機能はシルバーカーでは国内で初めての技術」という。

 黒田教授は「シルバーカーの事故が多発している現実を、自動運転系の技術を応用して解決したい」、同社の吉田基一代表取締役は「改良を加え、来年には実用化したい」と話した。