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運命の1890年 トルコ最古のビール、串本で先行販売

7/21(金) 17:00配信

紀伊民報

 和歌山県串本町大島で酒販店などを経営していた祖父を持つ、吉田忠生さんが社長を務める輸入卸売販売会社「アート リカー ジャパン」(大阪市)が、トルコ最古のクラフトビール「ボモンティビール」の輸入販売を8月1日から始める。このビールが誕生したのは、トルコ軍艦エルトゥールル号が同町樫野沖で遭難したのと同じ1890年。一般販売に先立ち、トルコと日本の友好のきっかけとなった同町で、地元の人に味わってもらう予定にしている。

 吉田さんの祖父である儀助さんの息子、義男さんが独立し、大阪で小売り酒販店を開業。その長男の吉田さんが2代目として同社を経営している。吉田さんの長男で、同社でこのビールの輸入を担当している将義さんがこのビールを知り、初めて製造されたのが1890年と聞いた時「運命を感じた。ぜひ取り扱いたい」と思ったという。

 ボモンティビールは、トルコの財閥の一つ、アナドルグループの飲料会社「アナドル エフェス」(本社・イスタンブール)が製造している。内容量330ミリリットルで、原材料は麦芽、ホップ、水。アルコール分は5%。白ワインのようなフルーティーな甘みと、ビールのうまみを併せ持つことが特徴で、普段ビールを飲み慣れていない人にも飲みやすい味だという。輸入は米国に次いで日本が2国目。

 一般販売より前に串本町の人に味わってもらいたいと、7月29日に同町くじの川の橋杭海水浴場である「橋杭ビーチサマーフェスタ」でブースを設置。先着100人に無料配布し、先行特別価格での販売もする予定。

最終更新:7/21(金) 17:00
紀伊民報