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米マイクロソフト:売上高と利益は予想上回る-クラウド成長続く

7/21(金) 7:00配信

Bloomberg

米マイクロソフトの業績改善計画は、インターネットベースのソフトウエアとサービスの増収に支えられ、前四半期に再び軌道に乗った。

4-6月(第4四半期)の利益はアナリスト予想を上回り、調整後売上高は9%増加した。クラウドサービス「Azure(アジュール)」の売上高は97%増と、ほぼ倍増。「Office (オフィス)365」の売上高は43%増。マイクロソフトによると、税率の優遇措置が1株利益を23セント押し上げた。

アジュールやオフィス365といったオンライン生産性アプリに関連する新サービスの投入で、マイクロソフトをクラウドコンピューティングの大手企業に転身させるサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)の取り組みの進捗に株主の注目が集まっている。マイクロソフトの株価は改革が定着しつつあるとの楽観論から過去1年に33%上昇し最高値を付けた。コマーシャルクラウド製品の大幅増収や同事業の利益率拡大で同社は期待に応えた形だ。

同社の株価は決算発表後の時間外取引で一時4.1%上昇した。通常取引終値は0.5%高の74.22ドルと、最高値を更新した。

20日の発表資料によると、一部項目を除いたベースの1株利益は98セント。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は71セントだった。この予想は税率優遇策の影響を加味していない。売上高は247億ドル(約2兆7600億円)に増加した。アナリスト予想は243億ドル。

コマーシャルクラウド収入は年換算で189億ドルとなり、同社の通期目標の200億ドルに近づいた。クラウド収入の増加でも、コスト削減の約束を守ることができており、コマーシャルクラウド事業の粗利益率は52%に拡大した。

エイミー・フッド最高財務責任者(CFO)はインタビューで、「コマーシャル・クラウドの粗利益率については、1年前に形ある改善を約束していたが、今回の決算では昨年を10ポイント上回った」と語った。

原題:Microsoft Regains Turnaround Momentum on Strong Cloud Growth (2)(抜粋)

CFOのコメントと製品別売上高などを追加して更新します.

Dina Bass

最終更新:7/21(金) 8:39
Bloomberg