ここから本文です

ニュージーランド航空、羽田就航 オークランドから週3往復

7/22(土) 10:28配信

Aviation Wire

 ニュージーランド航空(ANZ/NZ)は7月21日、オークランド-羽田線を開設した。ボーイング787-9型機で週3往復運航する。将来的にはデイリー(週7往復)化を目指す。

【羽田初便は黒い787】

 運航スケジュールは、羽田行きNZ91便が水曜と金曜、日曜発、オークランド行きNZ92便が月曜と木曜、土曜発となる。NZ91便はオークランドを午後2時50分に出発して、羽田には午後11時着。NZ92便は羽田を午前1時に出発し、午後2時40分にオークランドへ到着する。

◆冬ダイヤから羽田発22時台に

 10月29日に始まる冬ダイヤからは、運航日は変わらないものの、羽田着が早朝、羽田発が午後10時すぎになる運航スケジュールに変更。羽田行きNZ91便は、オークランドを午後11時5分に出発し、翌日午前5時55分に羽田へ着く。オークランド行きNZ92便は、午後10時5分に羽田を出発し、翌日午後0時40分にオークランドへ到着する。

 羽田の発着時間が変更になることで、同じ航空連合「スターアライアンス」に加盟している全日本空輸(ANA/NH)の国内線へ同日に乗り継げるようにし、首都圏の利便性向上だけではなく、全国各地からの渡航需要の獲得を目指す。

 787-9の座席数は3クラス302席で、ビジネス18席とプレミアムエコノミー21席、エコノミー263席。ビジネスクラスは、フルフラットシートを斜めに配置するヘリンボーン配列、プレミアムエコノミーは1列あたり2席-3席-2席配列で、エコノミーのうち14列は、横一列3座席が平らなソファになるシート「スカイカウチ」となる。

 また、ニュージーランドが夏季の12月8日からは、機材を大型化。ボーイング777-200ER型機(3クラス312席:ビジネス26席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー246席)を投入する。

◆初便は黒い787

 21日の初便は、NZ91便のオークランド出発が50分近く遅れたことから、羽田到着は定刻より32分遅れの午後11時32分。D滑走路(RWY23)に着陸し、148番スポット(駐機場)に入った。

 折り返しのNZ92便は乗客296人を乗せ、羽田を定刻より35分遅れの22日午前1時35分に出発。C滑走路(RWY16L)から離陸し、オークランドへ向かった。

 初便の機材は2種類あるデザインのうち、特別塗装と位置づける、黒を基調にシダの葉をあしらった初号機(登録番号ZK-NZE)を投入。シダの葉はニュージーランドを代表するもので、通常塗装は白をベースにシダの葉がデザインされる。21日は、機首のレドームカバーが一時的な部品交換のため、通常塗装機のものが取り付けられていた。

 夏ダイヤの日本路線は、今回週3往復で就航した羽田線と、787-9で1日1往復しているオークランド-成田線の2路線。冬ダイヤでは、季節運航のオークランド-関西線が週3往復で加わり、3路線に増える。関西線は2016年11月に3年ぶりに再開し、2季連続の運航となる。

 ニュージーランド航空のクロヴィス・ペリエ日本・韓国地区支社長は、羽田線の目標ロードファクター(座席利用率)について、「平均80%を目指すが、イールド(収益)とのバランスが重要だ」と語り、廉価販売を避けて高収益路線に育てていく姿勢を示した。

 今後の日本路線の展開について、ペリエ支社長は「就航地を増やすよりも、羽田線のデイリー化や関西線の通年運航による、多頻度化を目指したい」と話した。

 ニュージーランド航空では、羽田線の就航記念セールを24日まで実施。エコノミークラス往復航空券を、税込総額7万9000円から設定している。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:7/22(土) 10:30
Aviation Wire