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かんきつ類、新規就農を支援 JA伊豆太陽など研修生受け入れ

7/22(土) 8:48配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 JA伊豆太陽(下田市)と県、東伊豆町、河津町などはハウスミカンの新規就農支援に乗り出す。温暖な気候の賀茂地域はかんきつ類が特産だが、近年は担い手不足で遊休地が増加。県の支援制度を活用して9月1日から新規就農希望者を募り、12月から受け入れ農家で研修を始める。

 45歳以下の非農家出身者らが対象で、2カ月間の事前研修と1年間の本研修を経て両町内での就農を目指す。関係機関が連携して栽培技術と農業経営を指導。資金や農地探しも支援する。ミカンのハウス栽培と、特産のニューサマーオレンジなどの露地栽培を組み合わせた専業経営をモデル事業にする。

 関係機関の16人で研修生の受け入れに向けた連絡会を立ち上げ、20日に東伊豆町で初会合を開いた。JA伊豆太陽ハウスみかん部会の山田富治夫部会長は「かつては県内トップクラスの栽培面積を誇っていたが現況は厳しい。需要は十分にあるので、やる気のある就農者を呼び込み産地の発展につなげたい」とあいさつした。

 同部会の2015年の出荷量は98トンで、08年に比べて約4割減。生産者も18人から11人に減ったが、出荷単価の上昇で出荷額は回復傾向。連絡会は「高い品質ブランドは維持している」としている。

静岡新聞社