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【大阪】大阪桐蔭・徳山、エースの貫禄14K

7/23(日) 6:05配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権大阪大会 ▽3回戦 大阪桐蔭6―1渋谷(22日・万博)

 史上初の2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭は、90年夏甲子園出場の渋谷に中盤まで苦戦しながらも、6―1で振り切った。2戦連続で先発したエースの徳山壮磨(3年)が14三振を奪い、今夏初の9回完投。昨夏にチームが敗れた大阪大会の3回戦を突破した。また、センバツ準Vの履正社は3戦連続7回コールド勝ち。今夏からメンバー入りの1年生左腕・清水大成が2戦連続で1回を無失点に抑えた。

 センバツ優勝投手の意地が凝縮されていた。徳山は9回に1失点して完封こそ逃したが、146球で9回を投げ切り14奪三振。「きょうはスライダーが良かった。(数字は)目の前の打者に向かっていった結果」と目を光らせた。

 今夏の初登板で3回無失点だった17日の千里戦から中4日で登板。先発は志願だった。前日の21日。西谷浩一監督(47)から「もう少し間隔をあけるか?」と尋ねられたが、「投げている方が調子いいです」と返答。大会中も走り込みメニューを組み込み、夏の連戦への準備を怠らない。「桐蔭は最近2年、夏の甲子園に行けていない。今年は絶対勝つ」。昨夏、先輩らが3回戦で関大北陽に1―2と敗れた悪夢は、応援席から見ていた。屈辱の光景を胸に、145キロ右腕は思いを完投で示した。

 エースの力投は打線にも火をつけた。渋谷の先発・豊島大輝(3年)を打ちあぐね、6回までに内外野への飛球アウト12を記録していた打線も、終盤7、8回にたたきつける打撃で試合を決めた。3安打の中堅手・藤原恭大(2年)は「徳山さんが粘り強く投げてくれていて、後は自分らが打つだけだった」と振り返った。

 徳山は「(今後の)相手はどこでもいい。一戦必勝へ、コンディションを整えていくだけ」ときっぱり。3年ぶり夏の大阪制覇、史上初となる2度目の甲子園春夏連覇へ、エースが躍動する。(田村 龍一)

最終更新:7/23(日) 8:01
スポーツ報知

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