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男の言い分、女の言い分。離婚の法的場面で認められやすいのは、どっち?  

7/22(土) 21:15配信

投信1

私生活、とりわけ男女間のモメごとほど誹謗中傷が起こりやすい

政治、ビジネス、私生活、好むと好まざるとに関係なくさまざまな場面で起こるモメごとは、勝っても負けても後味のいいものではありません。

勝ち負け以上に悔しい思いをすることもあります。自分では正しいと思っていることが認められない、あるいはやってもいないことをやったと決めつけられた場合です。こうした誤解や中傷はモメごとに付き物といっていいくらいです。

誤解や中傷は、政治やビジネスなどの公的なモメごとより、いっそう感情的になりがちな私生活上のモメごとほど起こりやすいのです。なかでも最も感情的になりやすいのは、男女間のモメごとです。このところ連日、TV、ネットを騒がせているように、他者からは判断のつかない誹謗中傷が一方的に繰り返されています。他人ごととはいえ、身につまされる気分になります。

モメごとは当人同士で解決できない場合、行きつく先は法的決着しかありません。法的な場面で、言い分が認められやすいのは男女いずれでしょうか。

女性の言い分は法的場面でも、わがままと捉えられやすい

女性が離婚問題を抱えたときは、やはり女性弁護士のもとを訪れることが多いようです。気持ちを共感してもらえると思うからでしょうか。

都内・新宿に事務所を構えるA弁護士は、弁護士を目指した動機が両親の離婚だったと言います。

「母の言い分は、わがままとしか受け取ってもらえませんでした。身近で両親を見てきた娘の私が母の言い分が正しいと言っても、聞いてはくれません。専業主婦である母より、社会的地位や肩書のある父の言うことのほうを信用してしまうのです。正しいと思うことや事実を主張するにも社会的地位や肩書が必要だと痛感しましたね」

離婚は当人同士で解決できない場合、まず調停を申し立て、話し合いがまとまらない場合は、裁判を申し立てることになります。調停は、弁護士など司法関係者に、社会経験のある人が加わり、調停委員として双方の言い分を聞きながら、打開の道を探っていく手続きです。

女性の社会進出が進み、地位や肩書を持つようになった現在でも、調停、裁判ともに「女性の言い分は通りにくい」という声が根強くあります。

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最終更新:7/22(土) 22:05
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