ここから本文です

【日経平均株価】来週は2万円を挟む膠着状態から抜け出せるか?

7/22(土) 16:15配信

投信1

2万円を挟んだ膠着状態が続く。円高・ドル安基調も懸念される

2017年7月21日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は、前日より44円84銭安の20,099円75銭となりました。20日の米ダウ工業株30種平均が反落したことや、円高基調が続いていることが投資家に嫌気されました。

今週は安値が18日の19,943円、高値が20日の20,157円と、高値と安値の差が214円しかありませんでした。2万円を挟んで膠着といった動きです。東証1部の売買代金は1兆9,967億円と、活況の目安となる2兆円を1週間ぶりに下回っており、商いも薄くなっています。

来週以降の動きはどうなるでしょうか。日経平均は上値が重い展開が続いています。ただし、21日の終値は2万円台をキープしており、大きく崩れているわけではありません。

米国の株価は好調です。ダウ平均、S&P500種株価指数は19日に最高値を更新しました。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も20日まで10日続伸しています。21日には3指標ともに下げたものの、下げ幅はいずれも小さく、高値圏での利益確定を目的とした売りが出たと見られています。

海外の株式市場が好調な一方で、日経平均だけが出遅れ感があります。要因の一つは為替です。21日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日続伸し、1ドル=111円05~15銭で取引を終えました。ほぼ1か月ぶりの円高・ドル安水準となっています。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が金融引き締めに前向きな姿勢であることも、ドル売りにつながっています。

25~26日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれますが、年内の追加利上げ観測は後退しており、さらなる円高・ドル安が進むことが懸念されます。

こういったことから、しばらく、2万円付近での持ち合いが続くことも考えられます。ただし、3月期企業の第1四半期決算発表が7月下旬から本格化することもあり、好業績銘柄については積極的に物色したいところです。

1/2ページ

最終更新:7/22(土) 21:00
投信1