ここから本文です

松岡茉優、「俳優として価値があるか…」不安と怖さを“打ち消した”出来事とは?

7/22(土) 7:10配信

dmenu映画

7月15日公開のディズニー/ピクサーの人気シリーズ最新作『カーズ/クロスロード』で日本語版吹き替え版声優を務める、女優の松岡茉優。7月クールの連続ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」のヒロイン、映画初主演作『勝手にふるえてろ』の公開が待機するなど、“おはガール”として茶の間を温めていたのも今は昔、女優としての活躍目覚ましい。だが当の本人は「同世代の女優の中で魅力があるのかと聞かれると自信はないし、俳優として価値があるのかどうかもわからない」と打ち明ける。しかしその言葉とは裏腹に表情は明るい。何が松岡を支えているのか。

【画像】まだ少し幼い?松岡茉優

天命に似た“お芝居好きだ!”

「同世代の女優の中で魅力があるのかと聞かれると自信はないし、俳優として価値があるのかどうかもわからない。それでも日々お芝居の事を考えて真剣に向き合っているつもりです。」語る22歳。不安を口にする一方で、自分は何をするために存在しているのか早い段階から実は知っているように感じる。それは15歳のとき。小学校時代から通っていた演技レッスン教室で“根拠のない自信”を与えてくれた出来事があったからだ。

「ある日のいつもと変わらないレッスンのはずが、ふと“お芝居が好きだ!”と思えた」。その後は「“明日何を食べようかなぁ”くらいのテンションで“お芝居が好きだ!”と降ってきた。お芝居は自分にとってやりたいことだけれど、苦手で怖くて上手く出来ないものだと思っていた。でもそれは本気で演技に取り組んでいたからこそ、できない自分に気づきたくないだけとわかった。その瞬間ずっと詰まっていた血液や空気がバーッ!と体中に流れていくような感覚で“好きだ!”がきた。あの日を境に確実に私の人生が変わったといえます」と天命に似た体験を振り返る。

好きこそ物の上手なれマインド

それからは失敗も成功も「一度好きだと認めることができたら、すべてが最高になれた。私にとって“好きだ”と思えたことが幸福。それがなければ俳優の仕事は続けられなかったと思います」。まさに“好きこそ物の上手なれ”。女優業での出会いや経験が、その時に感じた“好き”という気持ちを肯定するように背中を押してもくれる。『カーズ/クロスロード』で声を務めたクルーズ・ラミレスもその一つ。「周りに元気を与える前向きな女の子だけど、実は自分に自信がない。声を当てながら“もっと自分に自信を持てばいいのに”と思ったら、その感情がそのまま自分にブーメランのように返って来ました」と苦笑しつつ「日々頑張っているならば少しは自分に自信を持つのも大切。自分を認めてあげられるのは自分だけだから」と心の整理ができた。

しかも家族そろってディズニー/ピクサー好きとあり、今回の起用は松岡にとって格別なものに。「母に報告したら、とにかくビックリしていました。“あのディズニー/ピクサーの『カーズ』で新しい相棒役!? ちょっと出るだけの役じゃなくて!?”と。“セリフがとても多い”と伝えたら、大役ぶりにかなり引いていました」と思い出し笑いも「親孝行になったと思うし、親戚孝行にもなった。親戚の子供たちにはぜひ劇場で見てもらいたいです」と自分の歩む道が笑顔を生むことが何よりのご褒美だ。

1/2ページ

最終更新:7/22(土) 7:10
dmenu映画