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ポケモンGOリリースから1年!熱狂したユーザーはどう変わった!?

7/22(土) 0:59配信

ホウドウキョク

2016年7月22日、ポケモンGOが日本でリリースされた日に筆者は横浜で取材をしていた。

山下公園、横浜スタジアム、横浜中華街、港の見える丘公園、ありとあらゆる横浜の観光地はスマートフォンを片手に、立ち止まっては指で画面を弾く人で溢れていた。

今年5月には全世界ユーザーの歩行距離が太陽から太陽系外周部までの距離にあたる158億キロに達したという。ARという最新技術は、ポケモンという様々な年代の人に愛されたゲームによって一般の人にも身近なものとなった。

リリースから丸1年、ポケモンGOをしている人はリリース当時に比べると少なくなった印象だが、誰がどう使っているのだろうか。

昨年9月、お台場ではレアポケモンが出たという話から多くの人が集まり、車道にも人が溢れ、パトカーまで出動する騒ぎになった。

あの日と比較すると、リリースから一年たったお台場ではポケモンGOをしている人はほとんどいないと言ってもおかしくないように思える。一体あそこにいた人々はどこに行ったのだろうか。

調査会社ヴァリューズの「ポケモンGO」アプリの利用動向についての推計によると、当初1000万人を超えていたアクティブユーザーは約442万人(今年6月)になったという。「半減して人気がなくなった」という見方もできるが、500万人前後になってからは大幅な落ち込みがなく、安定した人気とも言える。このアクティブユーザーの数は、ゲームアプリのランキングでは3位以下をダブルスコアで引き離して、「LINE:ディズニーツムツム」に次ぐ堂々の2位となっている。

利用者層を見てみると、40代以上のユーザーがほぼ半数を占める結果となり、ポケモン世代である20代、30代とほぼ同数という結果となっている。また、アプリを起動している日数が月に25日以上というヘビーユーザーも40代以上の割合が6割近く。中高年・シニア層がポケモンGOを頻繁に使っている様子がわかった。確かに通勤途中などに高齢者がポケモンGOを触っている場面を度々目にすることがある。実感として理解される方も多いのではないだろうか。

ポケモンGOによって、より注目されるようになったのが拡張現実ARの存在だ。「『人が知覚している世界』に『何か別の情報』を足して拡張する技術」と説明すると難しいが、「ポケモンGOの画面のこと」と言えば伝わるくらい、若年層にもシニア層にもARが身近になった。

先日、グーグルが眼鏡型ウェアラブル端末グーグル・グラス、「Glass Enterprise Edition」を発表した。2年前に「失敗」と決算発表で表明して撤退をしたグーグル・グラスだったが、今回は業務用としてすでにGEやフォルクスワーゲンなど50社が導入しているという。リリースによると工場などで説明書などを読みながら作業ができるということで、今後グーグルクラウドのチームと協力して、それぞれの企業ごとに最適化された作業ができるように開発を進めていくということだ。

現実空間に付加情報を表示させたAR、コンピュータ上で人工的な環境を作り出しそこにいるかのような空間を作る仮想現実VR。いつのまにか自然に受け入れたポケモンGOのARのように、次々に出る新たなサービスでAR・VRを自然と受け入れられるようになる日は遠くない。

最終更新:7/22(土) 11:02
ホウドウキョク