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職人技の粋 有形文化財に旧田中家住宅/富山

7/22(土) 13:11配信

チューリップテレビ

 さきほど国の文化審議会から松野文部科学大臣に答申され、北海道との廻船(かいせん)業で財を成した射水市の有力者の住宅・「旧田中家住宅」が、国の登録有形文化財に指定されることになりました。

 国の登録有形文化財に指定されるのは、北海道との廻船業や金融業で財を成した「旧田中家住宅」です。

 1931年・昭和6年の大改築で現在の姿となった木造2階建ての住宅は、裏から見るとまるで3階建てのような凝った造りとなっています。

 屋内では、隣り合う4つの座敷の天井がそれぞれ異なるデザインになっているほか、天井のデザインを生かした『透かし欄間』など、さりげない造りの中に贅が尽くされています。

 建築を手がけたのは新湊の宮大工集団ですが、左官から建具にいたるまで当時の職人技の粋がこめられています。

 旧田中家住宅は、現在、NPO法人アポロンが維持管理し、当主の名前から「勘兵衛はうす」と名づけ、地域の交流拠点として活用されています。

 今回の登録で、県内の登録有形文化財は、63か所となります。

チューリップテレビ