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直木賞作家が直言!テレビやCMに隠された意外なワナ?

7/22(土) 23:50配信

ニッポン放送「しゃベル」

7月16日(日)夜放送の「高橋みなみと朝井リョウ ヨブンのこと」で、朝井リョウが、日本のテレビというものに対し自分なりの提案を掲げた。

もう少しこうしたら、テレビがもっと面白くなるかも?

先日配信された、ホームページで公開中の番組コンテンツ『ホントヨブンのこと』で、珍しくいい話が出たとのことで、今回はそれについて本編でも話すことになった。その内容とは、テレビっ子である朝井が、「もう少しこうしたら、テレビがもっと面白くなるかも?」と提案をしたというもの。何が変わればテレビの見方が変わるのか?という大きなテーマに対し、朝井なりの意見を披露した。

初めに出た話題は、テレビのドキュメンタリー番組について。職人系の人のドキュメンタリーが大好きで、よく見るという朝井。大体の場合、グッとくる発言をしたり、紆余曲折を経て原点にたどり着いたりと、心惹かれる内容になっているが、朝井はそういうのが大好きとしつつも、すごく傷ついたり打ちのめされたりすることがあるそうだ。

朝井の要望としては、「まず、その人たちの収支を、一番初めに教えてくれると集中できる。」とのこと。街の中には、すごく素敵なお店ではあるが、「1日20食」「完全予約制」などこだわりが多く、どうやって生計を立てているのか気になるといった場合などもあるため、そこを初めにすっきりさせておきたいとのことだ。

それと同時に、最初に提示してほしいことがもう一つあるそうで、職人系のドキュメンタリーを見たとき、後半になって急に現れる、すごく物分りの良い妻または夫の存在について触れた。これには高橋も、「これはあるあるだね(笑)」と激しく共感。ストイックにその道をひたすら突き進み、不器用ながらに苦悩してやってきたように見えた職人が、実は普通にパートナーがいて、そのパートナーが全部家庭のことをやってくれていると分かったとき、「そういうこともちゃんとやった上で…ってことなのね。」「本当は不器用じゃないじゃん。」と、朝井はとてもショックを受けるそうだ。

さらに、朝井はドキュメンタリー番組を見たあと、実際にその職人のTwitterなどをチェックするそうだが、その更新頻度が意外とマメだったりすると、テレビのイメージとのギャップにショックを受けることもあるという。

家族の有無もTwitterの件も全て朝井の勝手なイメージであり、「別に全然いいんだけど!」としつつも、現状の番組構成だとどうしてもイメージとのギャップが生まれてしまうため、「収支を初めに言うことと、ステキな家族がいる場合は先に言ってください。」と、朝井は改めてテレビ業界に対する提案を行った。ほかにも朝井は、高校スポーツ観るのが好きだということで、そういった番組に対する提案も披露。中継などを観ていて、「こういう情報があったら、野球に興味がない人やスポーツに興味がない人も観てくれるんじゃないか?」と思うことがあるという。

それは、その活躍している選手たちのプロフィールが表示されるとき、学校名や学年のあとに、しれっと“恋人の有無”を記載してほしいというもの。「なんでそんなプライベートなことを記載しなきゃいけないの?(笑)」と、すかさず正論でツッコミを入れた高橋だったが、朝井はなおも続けた。

朝井曰く、恋人がいるかいないかが分かると、そこから勝手にこっちが肩入れできるとのこと。例えば、ピッチャーで“彼女無し”と出ている人が、“彼女有り”のバッターから三振をとったりすると、彼女がいない視聴者にとってはまさに英雄となり、気持ち的にとても盛り上がるという話だ。もちろん、本当にスポーツ好きな人はそういったことに興味を示さないが、入り口を広げるという効果はあるのではないかと朝井は語る。

それに対し、「でも年代的にその辺りはナイーブですからね。そんなの記載しなきゃいけないってなったら競技人口が減りそう。」と別な心配が高橋から出ると、「彼女がいるかいないか書くのがイヤな場合は、どこまでしたことがあるかとか…」と、朝井はさらに困った発言。すかさず高橋から、「オカシイでしょ(笑)」とツッコまれていた。

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