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<高校野球>川越工、28年ぶりベスト8 川越東に7―3逆転勝ち

7/22(土) 6:07配信

埼玉新聞

 (21日・第99回全国高校野球選手権埼玉大会)

 川越工は0―2の八回無死満塁、植村の2点適時打で同点とし、菊政の適時打で勝ち越し。一挙7得点で逆転した。川越東は先発苅部が終盤に捕まった。

▽5回戦        
川越東          
000000021|3 
00000007×|7 
川越工          

■開き直り打線奮起

 甲子園出場2度の古豪が28年ぶりの8強に名乗りを上げた。川越工は2点を追う八回に一挙7点で川越東に逆転勝ち。追い詰められ、開き直って持ち味の打力を発揮した。

 八回、安打と死球で無死一、二塁。ここで代打木村がバントを2球続けてファウルした。これを見て熊沢監督は腹を決める。「もう最後は持ち味を出すしかないな、と。小さいことは気にせず自分たちのスタイルで行こうと思った」。強攻に切り替えて内野安打で満塁とすると、続く植村が同点の2点適時打。1死後、菊政が逆転打を放った。

 その後も相手の野選や失策が続いて7点。菊政は「最後は変化球も直球も甘くなっていたので狙い目だった」と相手エース苅部を打ち崩した。

 七回まで内野ゴロ併殺が3度。二回には無死一塁からスリーバントで走者を送れず、直後の打者が併殺。七回には無死一、二塁でバントができず、飛び出した二塁走者を刺され、強攻に変えて併殺に終わる場面もあった。「バント失敗が続いたが、みんな打撃には自信がある」と植村。最後は小技に頼らず、併殺も怖れず、打棒を出し切った。

 昨夏は3回戦で松山に0―1で敗退。新チームから掲げているスローガンの「執念」が土壇場で形になった。主将の大川は「自分たちのスイングや打球で相手を崩して勝ちたい」と次の山村学園戦も打ち勝つ構えだ。

最終更新:7/22(土) 8:44
埼玉新聞