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イギリス宮殿の箸で食べない和食。「攻めの農業」は海外で受け入れられる?

7/22(土) 14:51配信

ホウドウキョク

「日本野菜が世界ブランド化するのでよろしく」

ヨーロッパ産のチーズやワインが安くなる。消費者にとっては嬉しいニュースが伝えられた。

飯島勲氏らの姿も…ハリーポッターの世界のような宮殿内と日本料理

4年余りの交渉を続けてきた日本とEUのEPA(経済連携協定)が大枠合意に達し、日本がEU産のチーズやワインにかけている関税を、一定の条件のもとで段階的に撤廃することが確認された。

ベルギーのブリュッセルで会見を行なった安倍首相は、「大枠合意の実現を発表できることは、大きな喜びだ」と笑顔を見せた。

この大枠合意を受け、政府は14日、日本の農産・酪農品について、競争力を高めることなどを盛り込んだ基本方針を決定した。

会議の中で安倍首相は「守る農業から、攻める農業に転換して、意欲ある生産者が安心して生産に取り組める、万全の対策を講じていく」と述べ、生産性向上への具体策を急ぐ考えを示した。


「攻めの農業」は、小泉政権でもかなり叫ばれた。小泉元首相の在任中の講演や街頭演説では「日本の1個2000円のリンゴや1粒300円のイチゴが、中国で飛ぶように売れている」といったフレーズが何度も繰り返された。

その後、東日本大震災で日本の農産品に対する規制を各国がかけたことなどもあって、「攻めの農業」はいまだに成功しているとは言い難い状況だ。

そんな状況の中、今月18日、小泉元首相の秘書官だった飯島勲氏の姿が、イギリス・ハンプトンコート宮殿で開かれた晩餐会にあった。


集まっていたのは日本とイギリスの政府関係者や企業経営者など250人。

日本側からは、西川公也元農水相やTPP交渉で最前線に立っていた鶴岡公二駐英大使、JAグループ京都の中川泰宏会長らが出席していた。

会場で挨拶をした西川元農水相は次のように語った。

「日本とEUはEPAに関して大枠で合意しました。日本の農産物をEU諸国に輸出できる先が見えました。ぜひイギリスとも私どもは仲良くやっていきたいと思っています」

「日本の農産品を世界のブランド化しよう、その京都の野菜を先頭に日本の野菜を知ってもらおうとこの会が開かれました」

「日本とEU、イギリスの貿易が盛んになることを願っています。日本の野菜が世界ブランド化するので、よろしくお願いします」

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最終更新:7/22(土) 14:51
ホウドウキョク