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ホークス・サファテ4年連続30S 鷹の祭典4連投4連勝

7/22(土) 6:01配信

西日本スポーツ

■リーグ新記録

 3冠男不在の危機を乗り切ったホークスが鷹の祭典4連勝で貯金を今季最多の27とした。打撃3部門トップの柳田悠岐外野手(28)が欠場。迫力不足の打線は2得点にとどまったが、救援4人の零封リレーで1点差を守り切った。後半戦4連投のデニス・サファテ投手(36)はリーグ新の4年連続30セーブ。2強だけが1点差試合で勝ち越している中で、最強守護神の存在感がさらに増しそうだ。

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■今季両リーグ最速

 普段と同じように圧倒的にねじ伏せた。9回、リードはわずか1点。サファテの球筋に乱れは見当たらない。三木とサントスは最速156キロの直球で、田村はフォークで、いずれも空振り三振に仕留め両リーグ最速の30セーブ到達だ。自身5度目の節目は、外国人投手とリーグでは初となる4年連続の快挙となった。

 「みんながやるべきことをやってつないでくれた。チームにとっていい勝ち方だった」。千賀が6回1失点と試合をつくり、7回から継投に入った。森、嘉弥真、岩崎が無失点。ブルペンで一人ずつ送り出した守護神は、仲間の“奮投”に応え最後もゼロを並べた。

 打撃3部門でトップに立つ柳田が、7日に自打球を当てた右膝の状態が思わしくなく欠場。打線の破壊力は落ちても、ホークスのブルペンの強さを見せつける試合となった。サファテは試合のなかった20日を挟み後半戦4連投。衰え知らずの36歳は「神様のおかげ」と敬虔(けいけん)なキリスト教徒らしい感謝の言葉を口にした。「しっかり食べてトレーニングする。でも自分の体をよく知って、やるべきではないときにはしない」。心技体を常に高レベルで維持している。

 そんな守護神に信頼を寄せる投手陣は、3連敗で前半戦を終えた12日の楽天戦後、感謝の席を設けた。5日に達成した外国人投手初の通算200セーブの祝賀会だ。発起人となった五十嵐は、前日11日に左脚を痛めて離脱しやむなく参加できなかったものの、球団スタッフを含め20人以上が参加。サファテと夫人、3姉妹を描いた大型ケーキを囲み、一体感は高まった。チームにとってもサファテにとっても、鷹の祭典4連勝につながる一夜だった。

 今季39試合の登板で防御率0・92。工藤監督は「名前を告げた瞬間から私は安心して見ていられる。集中してマウンドに上がってくれる。ただ感心して、すごいなと思いながら、任せたよという気持ちで見ています」と絶対的な信頼を口にした。もちろん、サファテも応える決意でいる。「勝つチームにいるということだし、首脳陣に信頼されている証し」。サヨナラ勝ちした首位楽天とは0・5ゲーム差のまま。デッドヒートにけりをつけるには、最強守護神の存在が欠かせない。

西日本スポーツ

最終更新:7/22(土) 9:26
西日本スポーツ