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“食“にイノベーションを! 注目すべき7つのフード系スタートアップ

7/22(土) 21:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

アメリカ国民が口にする食肉の量は、以前よりも増えている。牛乳の消費量は低下しているが、チーズの消費量は増加している。シリアルやパン類など穀物製品の人気はうなぎのぼりだ。フルーツの消費は、1970年代前半に比べ2%ほど増加しているが、野菜の消費量は2%ほど減少している。

【画像】肉を使わない「インポッシブル・バーガー」

これは平均的なアメリカ国民の食生活が、1970年から今日にかけてどれだけ変化したかを調査した、最近の Pew Research Centerによる報告だ。

「典型的なアメリカの食事」は、今後も変わり続けるだろう。そして、増加するフードテックのスタートアップ企業は、次にやってくるものがどんなものであれ、次世代の食生活の一端を担うべく研究を続けている。

LEDライトの光で栽培された野菜から実験室で製造される食肉まで、食肉や乳製品、野菜の新たな生産方法が模索されている。その多くは、肉の消費を減らし、植物の消費を増やすことにフォーカスしており、従来の農業のあり方から遠ざかろうとしている。

食品業界で今起きている変化をリードする企業を紹介しよう。

メンフィス・ミート ー ラボでチキン、ダック、ミートボールを作る

2015年にカリフォルニア州サンフランシスコで設立されたメンフィス・ミート(Memphis Meats)は、ラボで動物の細胞から、チキン、ダック、ミートボールを作り出した。

305万ドル(約3.2億円)を調達した同社は、動物の筋肉組織を無菌環境で培養し、食肉を生産している。数年以内に製造コストを大幅に下げることを目標としており、2021年にはラボで製造された食肉を市場に流通させる狙いだ。

アピール・サイエンス ー 野菜や果物をより長持ちさせる

カリフォルニア州サンタバーバラに拠点を置くアピール・サイエンス(Apeel Sciences)は、野菜や果物の保存可能期間を最大5倍に伸ばすことが可能な、食用コーティング技術を開発した。完熟し、しなび始めたイチゴにスプレーすれば、通常よりも一週間長く保存することができる。

アメリカ食品医薬品局は、同社の最初の製品「Edipeel and Invisipeel」を「一般的に安全であると認められる」とし、食べること、販売することに問題はないとしている。

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最終更新:7/22(土) 21:10
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