ここから本文です

【MLB】“無援護”も「気にしない」 ダルビッシュ、冗談交じりに「自分が打ちますか」

7/22(土) 16:03配信

Full-Count

8回3失点も白星ならず、ダルビッシュ先発で「味方打線の援護が1点以下は38試合」

 レンジャーズのダルビッシュ有投手が21日(日本時間22日)、敵地レイズ戦で8回5安打12奪三振3失点の力投を見せたが、7勝目はならなかった。投手戦となった一戦で力強い投球を見せたものの、4回、6回、8回とソロ本塁打を被弾。1-3で迎えた9回に味方打線がようやく反撃し、秋信守の同点2ランで黒星は消えたが、右腕は6月12日(同13日)のアストロズ戦以来、約1か月半の間、白星から遠ざかっている。チームは延長10回の熱戦の末に4-3で競り勝ち、連敗を5でストップ。ダルビッシュが登板した試合での白星も7試合ぶりとなったが、エース右腕への“無援護”ぶりは現地でも話題となっている。

日本人最高は…衝撃の総額年俸、これまでのMLB大型契約ランキング

 この日、レンジャーズは初回にアンドラスのソロ弾で先制したものの、その後はスコアボードにゼロが並んだ。8回までわずか3安打。3被弾を許したダルビッシュに9敗目がつく寸前で、秋に2ランが飛び出し、何とか連敗ストップにつなげた。

 ダルビッシュはこの日、今季4度目の2桁奪三振をマーク。メジャー通算では32度目となり、野茂英雄氏の31度を抜いて日本人歴代単独1位となった。これを受け、レンジャーズのジョン・ブレーク広報部長は自身のツイッターで「球団史上2位。ノーラン・ライアンが34試合」と綴るなど、その力投を称える声も上がった。

地元メディアから“無援護”について質問も「気にしないようにするしか本当にない」

 一方で、味方打線の援護が少ない状況に地元紙「ダラス・モーニングニュース」のエバン・グラント記者は自身のツイッターで「レンジャーズのキャリアでユウ・ダルビッシュは(今夜の試合までで)味方打線の援護が1点以下の試合が38試合」とのデータを紹介。ダルビッシュはここまでメジャーで121試合に先発登板している。さらに、右腕の黒星が消えた瞬間、「ダルビッシュはトミー・ジョン手術から復帰後、最低3点の援護をもらった試合で、無敗(12勝0敗)を継続している」と報告した。

 試合後にはダルビッシュ自身に対しても、援護が少ないことについての質問が地元メディアから飛んだ。すると、右腕は「まぁ、気にしないようにするしか本当にないので」と話した後に「自分が…打ちますかね」とニヤリ。冗談交じりのコメントを通訳が訳すと、米国人記者からも笑いが起きた。チームメートを信頼するエースは、自分がやるべきことを続けるしかないと理解している。

 この日の3被弾についても「ミラーとディッカーソンのやつはちゃんと捉えられていたと思いますし、両方とも極端なローボールヒッターなので、あれは打って当たり前かなとも思います」と言い訳は一切せず。トレードの噂で周囲は騒がしくなっているが、自分に厳しい右腕は先発投手として着実に結果を残している。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7/22(土) 16:12
Full-Count