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姉妹遺棄の容疑で派遣社員を再逮捕 県警

7/22(土) 6:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 秦野市の山中で13日、旅行用バッグから中国人姉妹の遺体が見つかった事件で、伊勢佐木署捜査本部は21日、死体遺棄の疑いで、横浜市青葉区荏田西3丁目、派遣社員の容疑者(39)を再逮捕した。捜査本部によると、同容疑者は黙秘している。

 再逮捕容疑は、7日ごろから13日ごろの間、秦野市寺山の県道沿いの山中に、姉で飲食店のアルバイト従業員とみられる女性(25)と、妹の専門学校生(22)=ともに横浜市中区日ノ出町2丁目=の遺体をバッグ2個に入れて遺棄した、としている。

 県警は、10日に2人に対する監禁容疑で逮捕、翌11日には2人が同居しているマンションへの住居侵入容疑で逮捕し、姉がアルバイト従業員として働いていた飲食店の客で、妹とも知り合いだった同容疑者の関与を調べていた。2人は7月上旬に首を圧迫され窒息死したとみられ、捜査本部は死亡した経緯についても調べを進める。

 捜査本部によると、姉妹のマンションの防犯カメラには、同容疑者が6日午前3時ごろに部屋に侵入し、複数回出入りしてから翌7日午前3時ごろまでにバッグ2個を運び出す姿が写っていた。侵入時に姉は在宅しており、2時間後に妹が帰宅したとみられる。同容疑者が部屋に侵入した以降、2人が部屋を出た形跡はなかった。

 捜査関係者によると、同容疑者は姉妹のマンションを出てからワゴン車で秦野市方面に移動。走行経路の周辺を捜索した結果、13日深夜に遺体を発見した。

 同容疑者は当初、「第三者の指示を受けた姉の依頼で、事件に巻き込まれたように装って2人を部屋から連れ出した」などと供述していたが、その後、黙秘に転じたという。