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本町で「大臣」の衣装新調 田辺祭

7/22(土) 17:01配信

紀伊民報

 田辺祭(24、25日)を控え、和歌山県田辺市本町では地元の人たちが「大臣」と親しんでいる人形の衣装が約80年ぶりに新調された。母親が本町出身で神戸市に住む医師本間大介さん(45)と親族が寄贈した。

 本間さんは幼少の頃、父親がアメリカに留学し、2~3年間母親の実家で暮らしたことがある。祖父は小児科医で、約15年前まで医院を開業していた。

 昨年、本間さんは久しぶりに田辺祭の見物に訪れた。その後、実家の近所に住む羽山津留子さん(78)に「本町へ孫一同で寄付したい」と相談し、長年、人形の着付けに携わってきた羽山さんのアドバイスで大臣の衣装に決まった。

 衣装の発注については、闘鶏神社の長澤好晃宮司の協力で京都の装束店に依頼した。古い衣装を送り、その衣装を忠実に再現してもらった。紺地に金糸で龍紋が刺しゅうされ、豪華な仕上がりになっている。

 本町の笠鉾(かさほこ)には、謡曲「高砂」に出てくる尉(じょう)と姥(うば)、それに大臣の3体の人形を飾っている。大臣は尉と姥の傍らで座している。

最終更新:7/22(土) 17:01
紀伊民報