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福島原発の溶融燃料か、東電が原子炉内の画像公開-事故から6年で初

7/22(土) 15:27配信

Bloomberg

福島第1原子力発電所3号機の内部に、溶け落ちた核燃料のような物体があることが、東京電力ホールディングスの調査で分かった。史上最悪の原子力災害の一つとされる事故の汚染処理に向けた重要な一歩を踏み出したことになりそうだ。

東電HDは21日、3号機の原子炉の圧力容器の底から黒色と灰色、オレンジ色の固まった物質が垂れ下がっている画像を公開した。同社の原子力・立地本部長代理の木元崇宏氏は、この物質の中に溶けた核燃料が含まれている公算が大きいと述べた。同社は東芝が設計した水中ロボットを投入し、19日から同原子炉内を調査していた。

木元氏は21日午後9時からの記者会見で、画像の物質が本当に核燃料かどうかを分析・確認するには時間がかかるとした上で、「事故で溶け落ちた核燃料の可能性が高い」物質をこれほど鮮明に撮影できたのは初めてだと述べた。

確認された場合、事故から6年を経て初めて原子炉内の燃料が見つかったことになる。

原題:Japan Pictures Likely Show Melted Fukushima Fuel for First Time(抜粋)

Stephen Stapczynski

最終更新:7/22(土) 15:27
Bloomberg