ここから本文です

商品トレーダー、出張・娯楽経費の削減に直面-米バンジ

7/21(金) 9:38配信

Bloomberg

農産物商品のトレーダーは、既に厳しい時代が到来していることが分かっているだろう。米農産物取引会社バンジの最新のコメントがそうした憂鬱(ゆううつ)な状況を和らげることはなさそうだ。

バンジは20日、最終的に年間2億5000万ドル(約280億円)の節約に向けたコスト削減分野に出張と娯楽が含まれる見通しであることを明らかにした。

ソレン・シュローダー最高経営責任者(CEO)は電話会議で「当社の全ての分野が影響を受けるだろう」と指摘。コスト削減計画は「形勢を一変させる」との見方を示した。

商品価格の数年間に及ぶ下落で利益が落ち込み利ざやが縮小したことを受け、大手農産物取引会社数社は困難な状況に陥っているが、バンジはそのうちの一社だ。スイスの商品取引大手グレンコアが5月にバンジに対し友好的統合を打診したと発表したこともあり、バンジの業績に注目が集まっている。

シュローダーCEOは20日、農産物取引業界の能力は過剰で統合の必要があり、バンジはいかなる形の合併でも主導的な役割を担う準備があるとあらためて表明。商品サイクルは底に近づいており、ブラジルでの利ざやは7-12月(下期)に改善すると予想していると述べた。

原題:Commodity Traders Face Travel and Entertainment Cuts, Bunge Says(抜粋)

Shruti Singh

最終更新:7/21(金) 9:38
Bloomberg