ここから本文です

アレルギー気にせず食事 対応ツアー 県外から40人

7/23(日) 5:00配信

琉球新報

 バリアフリー観光の認知度向上を目的に、食物アレルギーのある子どもや家族に食事と旅行を楽しんでもらおうと、沖縄ツーリストとQOLトラベル(東京)が共同で行う県内観光ツアーが22~24日の日程で始まった。県外から家族連れら40人が参加した。22日は南城市のユインチホテル南城で小麦などアレルギーを引き起こす10の素材を除去した23品のビュッフェを楽しんだ。

 小麦アレルギーがある上口〓樹(さつき)君の母親・尚美さんは「外食となるとすしか牛丼だけだった。ツアーに参加して4回目だが、ご飯が一番の楽しみ」と笑顔で話した。〓樹君も「豚肉を使ったギョーザが大好き。全部食べたら、ギョーザをおかわりする」とご飯を頬張った。

 ツアーに初めて参加する小俣貴久哉君は卵や小麦など7品目にアレルギーがある。母親の理恵子さんは「旅行に行く際には専門の業者を使うが、常に不安が残っていた。『何でも食べていいよ』と言えるのがうれしい」と話した。

 メニューは事前の聞き取りを基に構成した。調理器具もアレルギーを引き起こす素材が混入しないよう、他の調理器具と分けて使った。参加者からの聞き取りを参考に改善を図る。ツアーは5回目となり、今回から県が1人当たり2万円を補助している。

※注:〓は「立」の右に「嵐」

琉球新報社

最終更新:7/23(日) 9:51
琉球新報