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清宮最大のライバル 日大三高「エース&4番」プロの評価

7/23(日) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 清宮幸太郎が高校通算106号を放って法政を下した21日の早実戦。試合後、5000人の観衆と38社182人の報道陣の多くが球場から引き揚げる中、ゾロゾロと集まり始めたのがプロのスカウトだ。

 お目当ては2試合目の日大三戦。エース左腕の桜井周斗(3年)と主砲の金成麗生(3年)を視察するのが目的だ。

 試合は先発の金成が初回に3連打を浴びて2点を失い、二回途中で降板。次の試合を見据えて温存する作戦だった桜井が五回1死から登板し、4安打無失点6奪三振と好投して、準々決勝進出を決めた。ネット裏のセ球団スカウトが言う。

「桜井は決め球のスライダーが相変わらずいい。速い真っすぐが投げられる投手は魅力的ではあるけど、プロでやるには精度の高い変化球も絶対に必要。彼のスライダーは来ると分かっていても打てないくらいの武器になるかもしれません」

 このスライダーは楽天の則本を参考にしているというが、桜井本人は直球へのこだわりも強く、「ストレートに球速差をつけて投げ分けています。7割くらいの力で投げるときは130キロ台中盤~140キロ台前半、思い切り力を入れるときは140キロ台中盤になるように心がけている」と話す。高校通算31本塁打をマークする打者として評価する球団もあるが、ストレートに磨きがかかれば、投手として指名する球団が増えるだろう。

■清宮よりも本塁打量産の可能性

 一方、この日はアッという間にマウンドを降りた金成だが、193センチ、101キロと恵まれた体格で高校通算29本塁打とパワーは折り紙付き。

「投手としては左投げで150キロを投げられるし、打者としても打球の飛距離はすばらしい。素材は大谷クラス。この日は投手としては調子が悪かったが、打者としては打球を飛ばす爆発力が魅力。育て方次第では清宮よりも本塁打を量産する可能性を秘めている」

 とは、在京球団の関東担当スカウトだ。

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