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欅坂46、富士の麓に「欅共和国」建国!初野外ワンマンに“国民”2万5000人熱狂

7/23(日) 21:07配信

音楽ナタリー

欅坂46が7月22、23日に山梨・富士急ハイランド・コニファーフォレストにてワンマンライブ「欅共和国 2017」を開催した。

【写真】「世界には愛しかない」の様子。(他9枚)

この公演は彼女たちにとって初となる野外でのワンマン公演。会場には2日間合わせて約2万5000人のファンが集まり、放水や花火など夏らしい演出と共に披露された彼女たちのパフォーマンスを楽しんだ。この記事では本日23日に行われたライブの模様を紹介する。

オープニングを飾ったのは、欅坂メンバーによるマーチングパフォーマンス。空を覆う雲を切り裂くように鼓笛の音が高らかに響くと、メインステージ2階部分にメンバーが登場した。彼女たちが行進しながら「欅共和国」のフラッグを鮮やかに操る中、2階中央から姿を見せた平手友梨奈は力強い眼差しでまっすぐに前を見据え、指揮棒を高く掲げる。彼女による開幕の合図で花火が上がり、ライブの幕は切って落とされた。

騎兵隊ふうの衣装から制服へ早着替えしたメンバーが1曲目にドロップしたのはデビュー曲の「サイレントマジョリティー」。ステージ前方からは何本もの水の柱が上がり、彼女たちは水のカーテンの向こう側で力強く躍動する。続く2ndシングル曲「世界には愛しかない」では冒頭に志田愛佳が「ジェット風船を膨らませてくださーい!」と呼びかけて、メンバーはメインステージから長く伸びた花道へと駆け出した。サビになると志田や渡邉理佐がホースを手にして客席に向けて水を大量に噴射。お祭り騒ぎ状態で盛り上がる中、大サビで志田が合図をすると観客は一斉にカラフルなジェット風船を手放して会場を鮮やかに彩った。

3rdシングル曲「二人セゾン」を終えると菅井友香は「皆さん、欅共和国へようこそ!」と観客を歓迎する。彼女が「雲行きが怪しいんですけど、皆さんのお力で、大声を出して雨雲を吹き飛ばしてほしいです!」と言うとファンは大歓声で応えた。また、菅井に続いた守屋茜は「いきなりですが、私の一番嫌いな言葉を知っていますか? それは、『敗北』!」と切り出し「絶対負けたくないんです。この夏のどのイベントより、欅坂のライブを一番にしたいんです! そのために、“国民”の皆さん、協力してくれますか? ……大声、出してくれますかー!?」と思い切り叫んで会場を熱くさせた。このMCののちに届けられた上村莉菜、長沢菜々香、土生瑞穂、渡辺梨加、渡邉によるユニット曲「僕たちの戦争」では、土生の「みんなで撃ち込めー!」という合図と共にユニット以外のメンバーが水鉄砲や水風船で客席を攻撃して盛り上がりに拍車をかける。続く「渋谷からPARCOが消えた日」では、この曲でソロを取る平手がハーレーにタンデムで登場。バイクからステージへ降り立つと、花道を闊歩しながら歌声を響かせた。

中盤にはけやき坂46(ひらがなけやき)によるステージも展開され、彼女たちは「ひらがなけやき」「僕たちは付き合っている」の2曲を届ける。佐々木久美は「憧れだった大自然の中でのライブ、幸せです!」と笑顔を浮かべると「やまびこ」と銘打ったコール&レスポンスでファンを楽しませた。

欅坂メンバーがグレーの制服に着替え、ライブは後半戦へ。彼女たちはスモークが焚かれたステージで「大人は信じてくれない」をパフォーマンスすると、「エキセントリック」では履いていた靴をぐるぐると回したり結んだ髪をほどいて振り乱したりと、ひと際独創的な表現で観客の視線を引き付ける。長濱ねるによる「また会ってください」、長濱と平手による「微笑みが悲しい」などのソロ・ユニット曲、欅坂メンバーによる「語るなら未来を・・・」などが披露されたのちにけやき坂メンバーも合流して全メンバーで披露されたダンスパートでは、ダンスビートに乗ってそれぞれのメンバーが競い合うようにパワフルに身体を弾ませた。

ダンスパートの勢いそのままに、けやき坂による「誰よりも高く跳べ!」では間奏のソロダンスリレーで12人がエネルギッシュな踊りを見せ、ファンをヒートアップさせてステージを去る。すると、入れ替わりで欅坂メンバーが登場。「ウワーッ!」と叫びながら姿を現した彼女たちはハイテンションに笑い合い、原田葵は「最後、声出せるかー!」と客席に呼びかけた。本編最後を飾ったのは「手を繋いで帰ろうか」。メンバーはステージ上に大きく広がり、菅井と守屋はセンターステージへと飛び出してキュートな演技でこの曲を表現する。笑顔で客席に手を振るメンバーに応えるようにファンが大きなコールを飛ばして会場が大きな一体感に包まれると、曲を歌い終えた彼女たちは駆け足で舞台を去る。するとステージには平手を先頭に行進する鼓笛隊が再び登場。平手が振りかざしたフラッグを高く掲げると、高らかなファンファーレに乗せてステージ横の上空には打ち上げ花火が打ち上がる。鮮やかな花火にファンが大きな歓声を上げるのを見届けると、平手は踵を返してさっそうと舞台をあとにした。

アンコールは坂道AKBのナンバー「誰のことを一番 愛してる?」でスタート。意外な選曲でオーディエンスを楽しませると、彼女たちは「不協和音」へとつなげる。「不協和音」では平手渾身の「僕は嫌だ!」という叫びに合わせ、爆音の花火がスパークした。2曲を終え、菅井は「今日こうやって本番を迎えて、『やっぱり欅坂が大好きだな』って思ったよね?」とメンバーに語りかける。メンバーが笑顔でうなずくと、彼女は「こういった外でのライブをしてこなかったから、こうやってみんなで笑うことができてうれしかったです! 欅のモットーは『謙虚、優しさ、絆』。こうしてライブを重ねて、これからもっと絆を深めていきましょう!」とファンへ呼びかけた。アンコールは「W-KEYAKIZAKAの詩」で締めくくられたが、それでもファンの熱狂は収まらず、ライブはダブルアンコールへ。ここでは平手がこの日初めてMCマイクを握り「ここにお越しいただいている皆さんに、特別にもう1曲披露させてください!」と呼びかけた。大盛り上がりの客席へ向けて、彼女は「危なっかしい計画―!!」と曲名を絶叫。アッパーな曲に乗ってメンバーはタオルを思いっきり振り回してファンを煽り、志田は「来年も『欅共和国』に来たいかー!? 絶対に来いよー!!」と叫ぶ。熱狂の中で「欅共和国」は終幕。最後に一列に整列すると、センターに立つ平手は口に人差し指を当てたのち、「本日は本当にありがとうございました!」と思い切り声を振り絞り、弾けるような笑顔を見せた。

欅坂46「欅共和国 2017」
2017年7月23日 富士急ハイランド・コニファーフォレスト セットリスト
01. サイレントマジョリティー
02. 世界には愛しかない
03. 二人セゾン
04. 青空が違う
05. 僕たちの戦争
06. 渋谷からPARCOが消えた日
07. ひらがなけやき
08. 僕たちは付き合っている
09. 大人は信じてくれない
10. エキセントリック
11. また会ってください
12. 制服と太陽
13. 微笑みが悲しい
14. 割れたスマホ
15. 語るなら未来を・・・
16. 誰よりも高く跳べ!
17. 手を繋いで帰ろうか
<アンコール>
18. 誰のことを一番 愛してる?
19. 不協和音
20. W-KEYAKIZAKAの詩
<ダブルアンコール>
21. 危なっかしい計画

最終更新:7/23(日) 21:07
音楽ナタリー