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十両大奄美が逆転初V 朝乃山、豊山との巴戦制す

7/23(日) 17:11配信

デイリースポーツ

 「大相撲名古屋場所千秋楽」(23日、愛知県体育館)

 大奄美(24)=追手風=が十両優勝を飾った。まず、本割で単独トップだった朝乃山を寄り切ると、この2人に豊山を加えた4敗3人による巴戦の優勝決定戦に突入。大奄美は最初の取組で豊山を下手投げで破ると、続く朝乃山も下手投げで転がして逆転優勝を決めた。

 「(本割で)朝乃山に勝ったら、思い切って行こうと思った」と、この日の3番を振り返った大奄美。プロ入り初の優勝を「うれしいです」と素直に喜んだ。

 日大相撲部出身で主将も務めたが、3年時に左ヒザの半月板を痛めて手術したこともあり、卒業後は大相撲ではなく日大職員として実業団相撲に進んだ。15年に実業団横綱となると、日大の先輩の遠藤がいる追手風部屋に入門。16年初場所で幕下15枚目格付け出しで初土俵を踏んだ。

 だが、4勝3敗を7場所続けてようやく十両に昇進し、十両3場所目の先場所は初めても負け越しを経験するなど、出世はとんとん拍子とは行かず。すでに御嶽海、北勝富士、宇良ら同学年の学生相撲出身力士が幕内で活躍しており、「並べるように頑張りたい」と刺激を受けている。

 出身は鹿児島県の奄美大島。今場所は同郷のベテラン十両里山が3勝12敗と大きく負け越し、奄美大島出身の関取が自身1人になることが濃厚となったことで、「これからは自分が頑張っていきたい」と誓った。