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【栃木】作新学院、先発全員19安打15点で7連覇 西武・今井寄贈のマシン効果だ

7/24(月) 6:04配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権栃木大会 ▽決勝 作新学院15―1国学院栃木(23日・宇都宮清原)

【写真】7連覇のポーズで記念撮影をする作新学院ナイン

 昨夏甲子園王者の作新学院が15―1で国学院栃木に大勝し、栃木大会7連覇を達成した。先発全員の19安打を放ち、昨夏のV腕・今井達也(現西武)から贈られた打撃マシンで打ち込んだ成果を発揮。同大会決勝での最多得点差で、3季連続の甲子園出場を決めた。

 猛打、猛打の先発全員19安打で畳み掛けた作新学院ナインが、最高の笑顔でマウンドに駆け寄り、抱き合った。15―1。国学院栃木と3年連続同一カードの決勝で、昨夏の全国覇者がスコアボードに圧倒的な数字を刻み込んだ。自校の大会記録を更新する7連覇で13度目の出場。主将の添田真聖が胴上げされ、7度宙を舞った。

 栃木大会決勝での14点差は、同校の連覇が始まった11年の12点(作新学院17―5宇都宮商)を上回り、最多得点差。「去年の先輩らのように強いわけではないが、自分たちはチームワークでここまで来られた」と添田は言う。

 2回に先制点を挙げると、そこから一気に横綱相撲。猛打の陰には、昨夏の甲子園優勝投手となった西武のドラ1・今井達也の支えがあった。右腕は5月にチームを訪れ、「西武ライオンズ 今井達也」と刻字された打撃マシンを寄贈。「7連覇しろよ」と激励した。俊足好打でプロ注目の鈴木萌斗は「マシンの打球は鋭い変化もある。練習が試合に生きた」と話す。チームは今大会6試合で84安打を放ち55得点。打ちまくることで先輩に恩返しした。

 エースにも激励が届いていた。今春センバツ2回戦で敗れると、左腕・大関秀太郎に今井から一本の電話が入った。「夏に向けて苦しい時こそ、もっと練習しないと」。奮い立った大関は、今井流のウェートトレを取り入れ、夏に再起。この日は9回1死から救援し、1安打無失点で締めて、拳を握った。

 3年生部員のTシャツの背中には、「再奪」の文字が映える。栃木大会42連勝でV7を達成し、聖地での目標は「返した優勝旗を取り返す」こと。今井に続く、夏の甲子園2連覇を果たしたとき、新たなレジェンドが生まれる。(生澤 英里香)

最終更新:7/24(月) 8:49
スポーツ報知

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