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北海道電力の顧客流出、キティが防ぐ!? CMに起用 購入先変更に危機感

7/23(日) 7:30配信

北海道新聞

 北海道電力は25日から、自社のテレビCMにサンリオの人気キャラクター「ハローキティ」を起用する。北電のイメージキャラクター「エネモ」以外のキャラを活用して宣伝活動を行うのは初めてで、大手電力会社でも珍しい試み。新電力への顧客流出が止まらない状況に危機感を強め、世代を超えて親しまれているキャラクターの力を借りて苦境を打開したい考えだ。

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 CMは3種類あり、ハローキティとエネモがインターネットの会員制サービス「ほくでんエネモール」やスマート電化などをアピールする内容。25日には札幌駅前通地下歩行空間で記念イベントを開き、来場者がエネモやハローキティと一緒に記念撮影できる催しなどを予定している。

 これまで北電のテレビCMは、技術職の社員が現場で汗を流す様子を紹介するなど「硬派」な内容が多かった。広報戦略のてこ入れが必要と判断した背景には、昨年4月の電力小売り全面自由化から1年以上が過ぎても顧客流出に歯止めがかからないことがある。

 国の認可法人電力広域的運営推進機関(東京)によると、道内で電気の購入先変更を申し込んだ件数は6月末時点で23万3700件。前月比の増加件数は3万9800件と自由化以降で最多を更新した。大半が北電から新電力への契約切り替えとみられ、泊原発(後志管内泊村)停止後の2度の値上げにより道内の電気料金が全国一高くなったことが大きく影響している。

北海道新聞

最終更新:7/23(日) 7:35
北海道新聞