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【高校野球佐賀】準決勝 鳥栖、30安打の乱打戦制す 鳥栖9-8鹿島

7/23(日) 10:40配信

佐賀新聞

=第99回全国高校野球選手権佐賀大会 第11日=

鳥栖9-8鹿島

 ▽準決勝(みどりの森県営球場)
鳥栖002 202 111 9
鹿島100 001 240 8
 ▽三塁打 北崎(鳥)松尾良(鹿)▽二塁打 高島、北崎(鳥)川島、福島、久島、光武(鹿)

 両チーム合わせて30安打の乱打戦を鳥栖が制した。

 鳥栖は8-8で迎えた九回、先頭の3番内田が四球で出塁。4番松石の中前打と5番實松の内野ゴロで1死二、三塁とすると、6番中村の中犠飛で決勝点を挙げた。投手陣は我慢のマウンド。亀川、中尾とつなぎ、粘る相手打線を振り切った。

 鹿島は八回、3本の長打を絡めて4点差を追いついたが、最後に主戦福島が力尽きた。

また最終回決めた

 またしても土壇場で勝負を決めた。2試合連続逆転勝ちで勢いに乗る鳥栖が、この日も九回に決勝点。鹿島の猛追に冷や汗をかいたが、堀江幸弘監督は「競り合って勝てたことが大きい」と緊迫した試合をしのいだ意義を強調した。

 4点リードの八回。先発の亀川嘉輝に代え、直球の伸びや切れのあるスライダーが武器の2年中尾文治を投入した。ただ、セーフティーバントと四球で無死一、二塁といきなりのピンチ。甘く入った初球を狙われ、連続長打と犠打で4点を失い追いつかれた。

 それでも、「調子は悪くなかった」と中尾。チームメートも「大丈夫」と中尾を信じ、監督にもアピールした。励まされた中尾は、相手の走塁ミスにも助けられて八回の危機を脱出。味方が中村将希の犠飛で泥臭く1点を挙げた九回は三者凡退で締めくくり、「決勝も全力でぶつかりたい」とふっきれた様子だった。

 鳥栖が母校でもある堀江監督にとっては、高校時代の恩師・平野國隆元監督が4年前に亡くなってから初めての決勝進出。「とにかく勝って、平野監督に報告したい」。選手に劣らぬ、栄冠への執念をのぞかせた。

最終更新:7/23(日) 10:40
佐賀新聞